卓絶のナーセット/Narset Transcendent
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忠誠度能力の性質上、インスタントやソーサリーを多用する[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系のデッキで活きる。初期忠誠度が非常に高いため、打たれ強いのは重要な利点。 | 忠誠度能力の性質上、インスタントやソーサリーを多用する[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系のデッキで活きる。初期忠誠度が非常に高いため、打たれ強いのは重要な利点。 | ||
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2015年7月4日 (土) 11:04時点における版
Narset Transcendent / 卓絶のナーセット (2)(白)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ナーセット(Narset)
伝説のプレインズウォーカー — ナーセット(Narset)
[+1]:あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。それがクリーチャーでも土地でもないカードであるなら、あなたはそれを公開してあなたの手札に加えてもよい。
[-2]:このターン、あなたが次にあなたの手札からインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えたとき、それは反復を得る。(その呪文の解決に際し、それを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはそのカードを追放領域からそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)
[-9]:あなたは「あなたの対戦相手はクリーチャーでない呪文を唱えられない。」を持つ紋章を得る。
白青のプレインズウォーカー。忠誠度能力は、不確定な手札補充、反復の付与、対戦相手が唱える呪文の制限。
- +1能力
- ライブラリーの一番上のカードが、「クリーチャーでない呪文」であれば手札に加えることができる。
- 不確実ではあるものの、忠誠度を増やしながらカード・アドバンテージを稼げるのは強力。占術などのライブラリー操作を併用すれば確率を上げられるし、そうでなくてもノンクリーチャーかそれに近いデッキであれば1/2以上の確率で手札を増やせる。
- -2能力
- インスタントかソーサリー呪文への反復の付与。時を越えた詠唱/Cast Through Timeの効果を一時的にしたものと言える。
- 反復によるタイムラグはあるものの、+1能力と違って確実にアドバンテージを得ることができる。
- -9能力
- 対戦相手がクリーチャーでない呪文を唱えることを禁止する紋章を得る。
- クリーチャー呪文は制限しないため即座に勝負がつくわけではないが、白と青を含むデッキならばクリーチャーだけを対処するのはそれほど難しくないだろう。十分にゲームを決める力がある。
忠誠度能力の性質上、インスタントやソーサリーを多用するコントロール系のデッキで活きる。初期忠誠度が非常に高いため、打たれ強いのは重要な利点。
ルール
- +1能力
- -2能力
- 反復の付与に関するルールは時を越えた詠唱/Cast Through Timeを参照。
- -9能力
- 対戦相手がこの紋章をコントロールしていても、授与を持つクリーチャー・エンチャントを授与コストで唱えることはできる。唱え始める時点ではそれはクリーチャーであり、一度唱える手順が開始されれば、途中でカード・タイプが変化しても影響はない。
関連カード
サイクル
タルキール龍紀伝の、もう一つの歴史でカン/Khanだった人物のサイクル。各氏族/Clan固有のメカニズムを持つ。卓絶のナーセット/Narset Transcendent以外はレアで単色の伝説のクリーチャー。
- 族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit
- 卓絶のナーセット/Narset Transcendent
- アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier
- 鐘突きのズルゴ/Zurgo Bellstriker
- 狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
ストーリー
歴史改変前のタルキール/Tarkirではジェスカイ道/The Jeskai Wayのカン/Khanであったナーセット/Narsetの、歴史改変後の姿。改変前の世界では点ることのなかったプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが点り、プレインズウォーカー/Planeswalkerとして覚醒している。
詳細はナーセット/Narsetを参照。
- プレインズウォーカーであるため透かしは持たないが、反復を付与する能力や「クリーチャーでない呪文」に関する能力など、出身氏族であるオジュタイ氏族/The Ojutai clanを強く意識したデザインになっている。