スペッド・レッド
提供:MTG Wiki
細 |
|||
8行: | 8行: | ||
基本的に[[スライ]]のバリエーションである[[デッキ]]だが、主に[[インベイジョン]]期の[[スタンダード]]のものはこう呼ばれる。 | 基本的に[[スライ]]のバリエーションである[[デッキ]]だが、主に[[インベイジョン]]期の[[スタンダード]]のものはこう呼ばれる。 | ||
− | 強力な[[ウルザ・ブロック]]が落ちたことでスライは消滅をささやかれたが、[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]や[[スキジック/Skizzik]]など、優秀な[[クリーチャー]] | + | 強力な[[ウルザ・ブロック]]が落ちたことでスライは消滅をささやかれたが、[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]や[[スキジック/Skizzik]]など、優秀な[[クリーチャー]]の登場によって存続し、また[[対立オーブ]]が大量に増えたことで、[[対立オーブ]]に相性の良いアンチデッキとして[[日本選手権01]]や[[世界選手権01]]などの多数の[[トーナメント]]でトップ8を出すほどの活躍を見せた。 |
しかし、当時のスタンダードの[[赤]]は優秀な[[軽量]][[クリーチャー]]にあまり恵まれず、単純に2[[マナ]]の[[パワー]]2が必要なために[[憤怒の織り手/Rage Weaver]]や[[精力的なレインジャー/Firebrand Ranger]]といった[[赤単色デッキ|赤単]]では[[バニラ]]同然のカードが使われた。これら以外には[[ゴブリンの略奪者/Goblin Raider]]がある程度であった。 | しかし、当時のスタンダードの[[赤]]は優秀な[[軽量]][[クリーチャー]]にあまり恵まれず、単純に2[[マナ]]の[[パワー]]2が必要なために[[憤怒の織り手/Rage Weaver]]や[[精力的なレインジャー/Firebrand Ranger]]といった[[赤単色デッキ|赤単]]では[[バニラ]]同然のカードが使われた。これら以外には[[ゴブリンの略奪者/Goblin Raider]]がある程度であった。 | ||
*[[多色デッキ|多色]]化が進むインベイジョン以降のスタンダードで、あえて[[単色デッキ]]を貫いた、ある意味漢らしいデッキ。こんなことができたのも、最強[[火力]]クリーチャーの火炎舌のカヴーと多色キラー[[リシャーダの港/Rishadan Port]]のおかげであろう。 | *[[多色デッキ|多色]]化が進むインベイジョン以降のスタンダードで、あえて[[単色デッキ]]を貫いた、ある意味漢らしいデッキ。こんなことができたのも、最強[[火力]]クリーチャーの火炎舌のカヴーと多色キラー[[リシャーダの港/Rishadan Port]]のおかげであろう。 | ||
+ | *[[対立オーブ]]の登場後、[[カウンターレベル]]や[[青白コントロール/スタンダード/マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期|青白コントロール]]などの[[赤単色デッキ|赤単]]が苦手とするデッキは激減した。このデッキが活躍したのは[[メタゲーム]]の影響が大きい。 | ||
==サンプルレシピ== | ==サンプルレシピ== | ||
18行: | 19行: | ||
**[[日本選手権01]] 6位 ([http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=JPNAT01/JPwelcome 参考]) | **[[日本選手権01]] 6位 ([http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=JPNAT01/JPwelcome 参考]) | ||
**使用者:[[深田崇聖]] | **使用者:[[深田崇聖]] | ||
+ | 小型クリーチャーが多い[[対立オーブ]]対策として[[クリスの魔道士/Kris Mage]]や[[オーク弩弓隊/Orcish Artillery]]が採用されてる。特に[[フィッシュ対立]]には劇的に強い。 | ||
*フォーマット | *フォーマット | ||
**[[スタンダード]]([[第7版]]+[[マスクス・ブロック]]+[[インベイジョン]]+[[プレーンシフト]]) | **[[スタンダード]]([[第7版]]+[[マスクス・ブロック]]+[[インベイジョン]]+[[プレーンシフト]]) |
2013年9月4日 (水) 01:23時点における版
スペッド・レッド(Sped Red)は、インベイジョン期のスタンダードにて突如出現した赤単色のビートダウン・デッキ。spedとはspeedの過去分詞形。加速された赤単とでもいったところか。
概要
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(2):黒か緑のクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで速攻を得る。(それは、あなたのコントロール下で戦場に出てすぐに攻撃したり(T)したりできる。)
2/1クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier) レインジャー(Ranger)
(緑),(T):あなたは、あなたの手札から基本土地カードを1枚戦場に出してもよい。
2/1クリーチャー — カヴー(Kavu)
火炎舌のカヴーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火炎舌のカヴーは、それに4点のダメージを与える。
4/2基本的にスライのバリエーションであるデッキだが、主にインベイジョン期のスタンダードのものはこう呼ばれる。
強力なウルザ・ブロックが落ちたことでスライは消滅をささやかれたが、火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuやスキジック/Skizzikなど、優秀なクリーチャーの登場によって存続し、また対立オーブが大量に増えたことで、対立オーブに相性の良いアンチデッキとして日本選手権01や世界選手権01などの多数のトーナメントでトップ8を出すほどの活躍を見せた。
しかし、当時のスタンダードの赤は優秀な軽量クリーチャーにあまり恵まれず、単純に2マナのパワー2が必要なために憤怒の織り手/Rage Weaverや精力的なレインジャー/Firebrand Rangerといった赤単ではバニラ同然のカードが使われた。これら以外にはゴブリンの略奪者/Goblin Raiderがある程度であった。
- 多色化が進むインベイジョン以降のスタンダードで、あえて単色デッキを貫いた、ある意味漢らしいデッキ。こんなことができたのも、最強火力クリーチャーの火炎舌のカヴーと多色キラーリシャーダの港/Rishadan Portのおかげであろう。
- 対立オーブの登場後、カウンターレベルや青白コントロールなどの赤単が苦手とするデッキは激減した。このデッキが活躍したのはメタゲームの影響が大きい。
サンプルレシピ
小型クリーチャーが多い対立オーブ対策としてクリスの魔道士/Kris Mageやオーク弩弓隊/Orcish Artilleryが採用されてる。特にフィッシュ対立には劇的に強い。
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (21) | 3 | 焦熱の溶岩/Scorching Lava | |
4 | スキジック/Skizzik | 2 | 罠の橋/Ensnaring Bridge |
4 | 火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu | 2 | 抹消/Obliterate |
3 | クリスの魔道士/Kris Mage | 2 | 沸騰/Boil |
3 | 憤怒の織り手/Rage Weaver | 2 | モグの分捕り/Mogg Salvage |
3 | 精力的なレインジャー/Firebrand Ranger | 1 | タールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Hero |
2 | 憤怒の化身/Avatar of Fury | 3 | 血の誓い/Blood Oath |
2 | オーク弩弓隊/Orcish Artillery | ||
呪文 (16) | |||
2 | キマイラ像/Chimeric Idol | ||
4 | ウルザの激怒/Urza's Rage | ||
4 | 炎の印章/Seal of Fire | ||
4 | ショック/Shock | ||
2 | ギトゥの火/Ghitu Fire | ||
土地 (23) | |||
18 | 山/Mountain | ||
4 | リシャーダの港/Rishadan Port | ||
1 | ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis |