イリュージョン
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'''イリュージョン'''/''Illusion''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。確たる実体を持たない、あるいは存在が希薄な[[クリーチャー]]の総称。[[新たなるファイレクシア]]現在、すべてのイリュージョンは[[青]]か[[黒]]、またはそれらを含んだ[[多色]]である。 | '''イリュージョン'''/''Illusion''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。確たる実体を持たない、あるいは存在が希薄な[[クリーチャー]]の総称。[[新たなるファイレクシア]]現在、すべてのイリュージョンは[[青]]か[[黒]]、またはそれらを含んだ[[多色]]である。 | ||
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その性質は「[[回避能力]]([[飛行]]、[[シャドー]]、[[ブロックされない]])」「[[手札]]や[[ライブラリー]]への[[戻す|帰還]]」「[[クリーチャー・タイプ]]の変更」「なんらかの状態に陥ったとき、自身を[[生け贄に捧げる]]」で表現され、多くのイリュージョンがこれらの能力を1つ、または複数持つ。 | その性質は「[[回避能力]]([[飛行]]、[[シャドー]]、[[ブロックされない]])」「[[手札]]や[[ライブラリー]]への[[戻す|帰還]]」「[[クリーチャー・タイプ]]の変更」「なんらかの状態に陥ったとき、自身を[[生け贄に捧げる]]」で表現され、多くのイリュージョンがこれらの能力を1つ、または複数持つ。 | ||
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霧衣以外に横の繋がりが殆ど感じられないが、それを反映してか[[部族カード]]が非常に乏しく、[[ロード (俗称)|ロード]]にあたるカードは[[基本セット2012]]の[[非実在の王/Lord of the Unreal]]まで存在しなかった。それ以前のイリュージョンを参照するカードは、[[霧衣の戦長/Mistform Warchief]]は霧衣の「ほかの[[部族 (俗称)|部族]]に化ける」特徴のほうが色濃いデザインであるし、[[クロヴの霧/Krovikan Mist]]は自身しか利益を得られないなど、部族としてのまとまりに欠ける(というより、そもそもイリュージョンで団結するという発想がないかのような)デザインであった。 | 霧衣以外に横の繋がりが殆ど感じられないが、それを反映してか[[部族カード]]が非常に乏しく、[[ロード (俗称)|ロード]]にあたるカードは[[基本セット2012]]の[[非実在の王/Lord of the Unreal]]まで存在しなかった。それ以前のイリュージョンを参照するカードは、[[霧衣の戦長/Mistform Warchief]]は霧衣の「ほかの[[部族 (俗称)|部族]]に化ける」特徴のほうが色濃いデザインであるし、[[クロヴの霧/Krovikan Mist]]は自身しか利益を得られないなど、部族としてのまとまりに欠ける(というより、そもそもイリュージョンで団結するという発想がないかのような)デザインであった。 |
2013年1月1日 (火) 23:53時点における版
イリュージョン/Illusionは、クリーチャー・タイプの1つ。確たる実体を持たない、あるいは存在が希薄なクリーチャーの総称。新たなるファイレクシア現在、すべてのイリュージョンは青か黒、またはそれらを含んだ多色である。
伝説のクリーチャー — イリュージョン(Illusion)
霧衣の究極体は、すべてのクリーチャー・タイプである。(このカードが戦場以外にある場合も含む。)
3/3クリーチャー — イリュージョン(Illusion)
飛行
パリンクロンが戦場に出たとき、土地を最大7つまでアンタップする。
(2)(青)(青):パリンクロンをオーナーの手札に戻す。
その性質は「回避能力(飛行、シャドー、ブロックされない)」「手札やライブラリーへの帰還」「クリーチャー・タイプの変更」「なんらかの状態に陥ったとき、自身を生け贄に捧げる」で表現され、多くのイリュージョンがこれらの能力を1つ、または複数持つ。
代表的なグループは、クリーチャー・タイプを変更する能力を持つオンスロート・ブロックの霧衣クリーチャー。かつてイリュージョン全体の3分の1を占めていた時期もあった。その後、霧衣以外のイリュージョンも順調に増え続けており、更なる発展が期待できる種族である。伝説のクリーチャーは霧衣の究極体/Mistform Ultimusとクロウマト/Cromatの2体(ラヴニカへの回帰現在)。
霧衣以外に横の繋がりが殆ど感じられないが、それを反映してか部族カードが非常に乏しく、ロードにあたるカードは基本セット2012の非実在の王/Lord of the Unrealまで存在しなかった。それ以前のイリュージョンを参照するカードは、霧衣の戦長/Mistform Warchiefは霧衣の「ほかの部族に化ける」特徴のほうが色濃いデザインであるし、クロヴの霧/Krovikan Mistは自身しか利益を得られないなど、部族としてのまとまりに欠ける(というより、そもそもイリュージョンで団結するという発想がないかのような)デザインであった。
- 似たクリーチャー・タイプとして幻影があったが、そちらは徐々にイリュージョンに統合され、2007年9月に絶滅した。
- ウルザズ・サーガでイリュージョン・クリーチャー化するエンチャントが作られ、ラヴニカ:ギルドの都でも復活している(穏やかな霞/Halcyon Glaze)。
- イリュージョン・トークンは空想+現実/Illusion+Realityと奇妙な相互作用を起こす。
- 例えばイリュージョン・トークンを撲滅/Eradicateすると、空想+現実/Illusion+Realityもライブラリーや手札から追放される。
- Splintering Windから生み出される裂片(Splinter)トークンも、同様の問題を抱えている。