貪欲な帆背びれ/Ravenous Sailback

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ETBで帰化/Naturalizeがついてくる恐竜。不要なら速攻にすることも可能。

5マナ3/4の速攻はクリーチャーが優秀な緑としては微妙。置物対策を主目的として採用することになるが、その場合は速攻を得られないので結果としてはソーサリー・タイミング限定の帰化に、3/4がついてきたら3マナ重くなった形で、そこまで効率が良いわけでは無い。構築でのアーティファクトやエンチャント対策としては色拘束が強く、他のクリーチャーが必要なので出足はやや遅れるが使い回しがきき、汎用性もより高く、サイズに優れるシルバーバックの古老/Silverback Elderがローテーションを同じくしている他、辺境地の罠外し/Outland Liberator、機械壊しの河童/Kappa Tech-Wrecker等の軽い選択肢もある。それらを押しのけて採用されるのは難しいか。

リミテッドでは速攻により対戦相手のダメージ計算を覆すことが構築よりも重要。置物対策とクリーチャーを1枚で兼用できる点を重視するのであればピックして損をすることはあるまい。機械兵団の進軍には培養が色を問わず収録されており、培養器・トークンは変身前後を問わずアーティファクトのため、帰化が腐る心配もまずしなくて問題無い。

• この系統の元祖踏み吠えインドリク/Indrik Stomphowlerと比較すると、速攻を選べるようになったらパワーが1減った形。17年前のカードと大差ない性能はやはり物足りなく感じられるが、帰化が暴発しては困る場面でも戦場に出しやすいのは明らかな長所。

[編集] 参考

• カード個別評価：機械兵団の進軍 - アンコモン