球層の追跡者、エズーリ/Ezuri, Stalker of Spheres
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伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
球層の追跡者、エズーリが戦場に出たとき、あなたは(3)を支払ってもよい。そうしたなら、増殖を2回を行う。
あなたが増殖を行うたび、カード1枚を引く。
より完成した状態で再登場した[1]エズーリ/Ezuri。増殖を行うたびドローする伝説のファイレクシアン・エルフ・戦士。
繰り返し増殖を行えるパーマネントと組み合わせることで継続的なアドバンテージ源とすることが可能となる。スタンダードに限っても先に出したかき鳴らし鳥/Thrummingbirdやふくれた汚染者/Bloated Contaminatorのサボタージュ能力にドローを付与できるとあれば強力である。モダン以下のフォーマットであれば容赦無い潮流/Inexorable Tideと組み合わせ、あらゆる呪文にドローを付与することも可能。
また、戦場に出たとき追加で3マナ支払うことで自力で増殖を行うこともできる。計7マナを消費しての能力としてはやや地味であるが、他とのシナジーありきのこのカードにとってマナフラッド時にシナジー先を引っ張ってこれるのは悪くない組み合わせと言える。ただし、誘発型能力の解決前にこれを除去されるとドローが望めなくなるので注意したい。幸いにもマナを支払うかの判断は解決時に行い、さらに支払ってから増殖を行うことは優先権の発生しない一連の処理であるため、追加マナの払い損になることはない。
弱点として、これ自身は直接的にカウンターを置けるわけではないため、ドローはできても増殖のうま味であるカウンター増加に貢献できない点が挙げられる。また、サイズが4マナにしては小さめなため、戦闘に参加し辛く除去にも弱い典型的なシステムクリーチャーとなっている。その点で言えば、必要な時に呼び出せるうえ除去されても復帰できる統率者に向いたカードと言えるか。
リミテッドでは、ほかに増殖関連のカードをあまり取れていないとしてもなおプレイアブル。比較的決着が早い環境ではあるが、最低限4マナ3/3として使い潰すことができるのでお荷物になりにくく、盤面が膠着したときは7マナを払っての2枚ドローも充分にあり得る。もちろん、上述のかき鳴らし鳥などと組み合わせられれば強烈である。
[編集] 関連カード
- 背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader
- 進化の爪、エズーリ/Ezuri, Claw of Progress
- 球層の追跡者、エズーリ/Ezuri, Stalker of Spheres
[編集] サイクル
ファイレクシア:完全なる統一の2色の伝説のクリーチャーサイクル。稀少度はレア。
- 純潔の監視者、マルカトール/Malcator, Purity Overseer(白青)
- 刃砦の災厄、リーア・イヴォール/Ria Ivor, Bane of Bladehold(白黒)
- 死体傀儡、ヴェンセール/Venser, Corpse Puppet(青黒)
- 謎のゴライアス、オヴィカ/Ovika, Enigma Goliath(青赤)
- るつぼのゴライアス、ケテク/Kethek, Crucible Goliath(黒赤)
- グリッサ・サンスレイヤー/Glissa Sunslayer(黒緑)
- 迷宮壊し、ミグロズ/Migloz, Maze Crusher(赤緑)
- 最初の黄金守護、ジョー・カディーン/Jor Kadeen, First Goldwarden(赤白)
- 生ける治療、メリーラ/Melira, the Living Cure(緑白)
- 球層の追跡者、エズーリ/Ezuri, Stalker of Spheres(緑青)
[編集] ストーリー
レジスタンスであったころの知識を用い、かつての仲間を狩るハンターと化したエズーリ/Ezuri。
詳細はエズーリ/Ezuriを参照。