巨獣の巣/Titans' Nest

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多色になった頭脳集団/Think Tankで、用途は限定されるが墓地のカードを無色マナに変換できる。

言い換えれば、有色でXを含まない呪文すべてに探査が付くようなもの。自身の能力である程度は墓地を肥やせるが、他の墓地肥やし手段と合わせてこそ輝くカードと言える。

リミテッドでは、ボムを見つけ出す助けになり少ないマナで素早く唱えることができるため、ライブラリーアウトと色拘束に気をつければ採用に値する。

スタンダードでは、この色の組み合わせでマナを注ぎ込みたいカードの筆頭、ハイドロイド混成体/Hydroid Krasisのために使用できない点が痛い。ローテーション後は意味の渇望/Thirst for Meaningや啓示の雨/Rain of Revelationで手札と墓地を肥やしてサメ台風/Shark Typhoonや呪われた狩人、ガラク/Garruk, Cursed Huntsmanなど重量級カードへ繋げる緑青黒コントロールがトップメタ外だが登場した。カルドハイムやストリクスヘイヴン：魔法学院でも低マナ域のドロー＆墓地肥やしである巧みな軍略/Strategic Planningや情報収集/Curate、マナの注ぎ込み先であるアールンドの天啓/Alrund's Epiphanyやオニキス教授/Professor Onyxを得て強化された。しかし、フォーゴトン・レルム探訪の参入で環境がさらに高速化すると初動の遅いこのデッキはほとんど姿を消した。

• 厳密には探査と異なり、不特定マナだけでなく無色マナ・シンボルの支払いにも充当できる。
• Unfinity発売に伴うオラクル更新により諜報を用いた表記に変更された^[1]。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

イコリア：巨獣の棲処の楔3色のエンチャントサイクル。稀少度はレア。

• 幼獣の復讐/Offspring's Revenge（赤白黒）
• 創造の歌/Song of Creation（緑青赤）
• 死のオアシス/Death's Oasis（白黒緑）
• 思考の旋風/Whirlwind of Thought（青赤白）
• 巨獣の巣/Titans' Nest（黒緑青）

[編集] 脚注

1. ↑ Unfinity Update Bulletin/『Unfinity』更新速報（総合ルール更新、オラクル更新）（News 2022年10月18日 Jess Dunks著）

[編集] 参考

• カード個別評価：イコリア：巨獣の棲処 - レア