凄絶な無気力/Dreadful Apathy

提供：MTG Wiki

エンチャント先を追放できる平和な心/Pacifism。絞首束縛/Choking Restraintsの起動コストが減った上位互換。

基本的には絞首束縛と同じく、メインは平和な心としての運用、余裕があれば追放、というところ。起動コストが軽くなり扱いやすくなっており、唱えることができるなら起動コストも支払えるであろうから、起動したくてもできないという状況が格段に少なくなっている点は高評価。

リミテッドではかなり優秀。脱出クリーチャーに対しては戦場に留め置くにしても追放するにしても有効な対策であるし、戦場にある場合には信心が稼げ、起動型能力を起動した場合には墓地を1枚肥やせて脱出コストを賄える、と環境に幅広く噛み合っている。環境柄、エンチャント除去がメインデッキから積極的に採用されることから割られやすいため、できるだけ対応して起動型能力を使えるように心掛けたい。

• 絞首束縛と違い、起動コストとしてこれを生け贄に捧げる必要はない。とはいえ通常は、ついているクリーチャーを追放した直後の状況起因処理によってこれも墓地に置かれるため、使用感は大差ない。
  • 起動に対応してクリーチャーをバウンスされた時、更に対応して起動することができるため、追放の確実性は上がっている。
  • これにより、起動型能力をスタックに乗せた状態でバウンスや明滅させることで再利用できる。同セットでは運命のちらつき/Flicker of Fateが最良の相方で、どちらもコモンであるため、リミテッドでも成り立たせやすい有用なコンボ。オーラ・呪文が解決される以外の方法で戦場に出るオーラはエンチャント先の指定に対象を取らないため(CR:303.4f)、対処が困難な呪禁持ちへの解答にもなる。
• エルドレインの森では1マナ軽くなった上位互換の取り籠め/Cooped Upが登場。

[編集] 参考

• カード個別評価：テーロス還魂記 - コモン
• カード個別評価：ジャンプスタート2022 - コモン