修羅のドミヌス、ドリヴノッド/Drivnod, Carnage Dominus
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伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
クリーチャー1体の死亡によりあなたがコントロールしているパーマネントの誘発型能力1つが誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。
(黒/Φ)(黒/Φ),あなたの墓地にあるクリーチャー・カード3枚を追放する:修羅のドミヌス、ドリヴノッドの上に破壊不能カウンター1個を置く。((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
黒のドミヌスは死亡誘発を2倍にする伝説のファイレクシアン・ホラー。
登場時のスタンダードでは有力な死亡誘発はイニストラード:真夜中の狩り、イニストラード:真紅の契りのゾンビ達、神河:輝ける世界の真夜中の空、殉至/Junji, the Midnight Skyなどドラゴン・スピリットサイクル、ニューカペナの街角の奇襲などがある。濫用の能力は追加で誘発しないので注意。サクリファイス系のデッキと相性がよく、積極的に発動させていけばシンプルに倍の効率でアドバンテージを稼いでいける。
クリーチャーとしてはサイクルの中でもかなりの頭でっかちで、破壊不能の恩恵が大きい。コストは墓地のクリーチャー・カード3枚と下準備が必要なもののボード・アドバンテージは消費せず、またマナ部分はすべてファイレクシア・マナ・シンボルのためテンポも良好。
- 誘発追加の能力のルールに関しては誘発型能力#追加で誘発する及びテイサ・カルロフ/Teysa Karlov#ルールを参照。
- 「戦場に出たとき」の能力に影響する機械の母、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Mother of Machinesとはある種の対になる能力である。
- Carnageは虐殺、それも大規模なものを指す。過去の翻訳テンプレートでは「殺戮」と訳すのが通例だったが、このカードでは戦の神と戦場そのものの両方を指す「修羅」の語が当てられている。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ファイレクシア:完全なる統一のドミヌスサイクル。すべてダブルシンボルの伝説のファイレクシアン・ホラーで、何かを2倍にする能力と、起動コストにファイレクシア・マナ2つを含み自身の上に破壊不能カウンターを置く起動型能力を持つ。稀少度は神話レア。
- 栄光のドミヌス、モンドラク/Mondrak, Glory Dominus
- 尋問のドミヌス、テクータル/Tekuthal, Inquiry Dominus
- 修羅のドミヌス、ドリヴノッド/Drivnod, Carnage Dominus
- 擾乱のドミヌス、ソルフィム/Solphim, Mayhem Dominus
- 飢餓のドミヌス、ゾパンドレル/Zopandrel, Hunger Dominus
[編集] ストーリー
ドリヴノッド/Drivnodは新ファイレクシア/New Phyrexiaの怪物。男性。
ファイレクシアがミラディン/Mirrodinの地表を作り変えたとき、その土地の一部が自我を持つに至った。山全体が動き出し、ドミニ/the Domini(Dominusの複数形)と呼ばれる神のごときファイレクシアの創造物となった。ドリヴノッドはドロス窟/The Dross Pitsの屍気に侵された骨じみた構造物から生まれ落ちた。彼はにやにやと笑い、卑小な生命を責め苛むことに喜びを見せる棘だらけの巨人である。彼は犠牲者をその杖に突き刺し、苦悶の叫びのシンフォニーでオーケストラを行うように彼らを指揮する。
また、その棘にも無数の死体が慎重に選ばれた配置で突き刺さっている。
[編集] 登場記事・登場作品
- Phyrexia: All Will Be One | A Hollow Body/サイドストーリー第2話:空ろな身体(Magic Story 2023年1月12日 Aysha U. Farah著 「苦痛のドミヌス」として)
- The Legends of Phyrexia: All Will Be One/『ファイレクシア:完全なる統一』の伝説たち(Daily MTG 2023年2月2日)