ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal
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Vhati il-Dal / ヴァティ・イル=ダル (2)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
(T):クリーチャー1体を対象とする。それの基本のパワーまたは基本のタフネスは、ターン終了時まで1である。
3/3プレデター/Predatorの副官、ヴァティをカード化したもの。クリーチャー1体のパワーまたはタフネスを1にする起動型能力を持つ。
魔術師の女王/Sorceress Queenに似た能力を持つ。ティムと組み合わせると非常に強力であり、パワーを弱体化させて軽減のように使うこともできる。多色ながら4マナ3/3とサイズもそれなり。
除去やコンバット・トリックとしての脅しに使えるため、リミテッドでは優秀。構築でも使えなくはないが、高速環境であるテンペスト時代のスタンダードでは動きが緩慢すぎたため、ファンデッキ程度の中速ビートダウンにちょっと使われていたぐらいであった。
- ヴァティ・イル=ダルの起動型能力によるパワーまたはタフネスの変更は、種類別第7b種に該当する。詳しくは種類別を参照。
- 開発中はもう少し大きいサイズだったのだが、ストーリー中でグレヴェン・イル=ヴェク/Greven il-Vecに殺害される点を踏まえ司令官グレヴェン・イル=ヴェク/Commander Greven il-Vecに討ち取られるサイズに調整されている[1]。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。かつてはクリーチャー・タイプがレジェンドだったが、その際に人間・戦士に変更された。
- 強すぎるため再録の見送られた魂売り/Spiritmongerの代わりに黒緑の枠に入った。といっても時のらせんタイムシフトのマルチカラーは色の組み合わせがバラバラであり、対抗2色なのはこれと神秘の蛇/Mystic Snakeだけである。
- ヴァティの名前は、テンペストの開発時コードネーム「Bhogavati」に由来する[2]。ただし当時の開発チームはみな綴りを「Bogavhati」と勘違いしていたため齟齬が生じている。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 闇の天使セレニア/Selenia, Dark Angel
- ドラゴンプラズマ/Dracoplasm
- ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal
- サルタリーのゲリラ/Soltari Guerrillas
- 森の賢人/Wood Sage
[編集] ストーリー
ダル族を追放された者ヴァティ。プレデター/Predatorの副官。
グレヴェン・イル=ヴェク/Greven il-Vecがウェザーライト/Weatherlight号に乗り込んで戦った際に、その地位を欲してウェザーライト号に砲撃を加え、帰艦したグレヴェンの怒りを買う。命乞いもむなしくプレデター上から突き落とされた(悔恨/Repentance→悪魔の布告/Diabolic Edict)。
[編集] 登場カード
- ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal
- 悔恨/Repentance
- 悪魔の布告/Diabolic Edict
[編集] 参考
- ↑ Ask Wizards, January 9, 2002 - Wayback Machine(2002年10月31日アーカイブ分)(文:Rei Nakazawa)
- ↑ Something Wicked This Way Comes, Part 1/おかしなことがやってきた その1(Internet Archive)(Feature 2010年9月6日)