ロマーナ II/Romana II
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伝説のクリーチャー — タイム(Time) ロード(Lord) 科学者(Scientist)
警戒
(1),(T):このターンに戦場に出たトークン1つを対象とする。それのコピーであるトークン1つをタップ状態で生成する。
ドクターのコンパニオン(もう一方がドクター(Doctor)であるなら、あなたは統率者2体を使用できる。)
WHISPERのテキストには誤りがあります。「タイム・ロード」は「タイムロード」と読み替えてください。
白いドクターのコンパニオン。このターン戦場に出たトークンをコピーできる伝説のタイムロード・科学者。
警戒を持っており、攻撃とコピーを両立できる。しかしコピー能力の条件はやや厳しく、一度生成したコピーをターンを跨いで延々と増やし続けることはできない。基本的には「1ターンに一度、トークンを生成したときにマナを支払うと一体オマケできる」能力と考えるべきだろう。対戦相手が生成したトークンも対象にできることは覚えておきたい。
組み合わせるドクターとしては、コピー能力を持った6代目ドクター/The Sixth Doctorが12代目ドクター/The Twelfth Doctorが有力である。
コピーに1マナを要求するため、鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker等と異なりやっかい児/Pestermiteなどの1体だけアンタップする効果では無限トークンが成立しない。無限コンボにするには何らかの方法でマナも供給してやる必要がある。6代目ドクターの非伝説化コピーはこのサポート手段として有力で、日没を遅らせる者、テフェリー/Teferi, Who Slows the Sunsetならば無限ライフ、時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmageならば無限マナ・無限アンタップ。
- 基本的なルールはコピー(あるオブジェクトのコピーであるトークンを生成する効果)およびコピー可能な値を参照。
[編集] ストーリー
タイムロードの女性。旧シーズン16の1話、"The Ribos Operation"で、宇宙に散らばる時間の鍵を集める任務をタイムロードから命じられた際、助手としてつけられた。当初は自分の知識を信じ、ドクターの下につけられたことに不満を抱いていたが、ドクターの知性に触れて尊敬するようになり、以降はコンパニオンとして旅に同行する。
サラとリーラの後に入ったコンパニオンで、前者二人がタフな役どころだったため、インテリ寄りでややおとなしい役どころになった。 しかし演じていたメアリー・タムは最初の1シーズンで、「苦悩する乙女」を演じ続けることに限界を感じ、降板を申し出てしまう。スタッフはタイムロードという設定を生かして再生することでロマーナを続投することにした。
ロマーナの再生シーンは非常にコントじみていて、ターディスを修理していた4代目ドクターが彼女を呼んだら既に再生した姿だった、というもの。(いちおう冒頭で仰向けに寝ている状態から再生シーケンスに入り、顔を起こしたらⅡの顔になるシーンがある)。しかしドクターがいまいちその姿を気に入ってないとみるや、いったん部屋から出て再生し、ロボットだったりグラマラスな美女だったり、やたら背が高かったりと、「衣装を変えるように」再生を何度も繰り返すというものだった(そしてドクターと全く同じ衣装を着て怒られた)。
当時既に再生はキャストの降板というネガティブ要素が孕んでおり、シリアスなものだったため、この演出には批判があった。最終的に初代と同じくらいの年頃の女性に落ち着き、衣装もピンクを基調にドクターのスカーフをオマージュしたものをつけていた。
ロマーナⅡを演じたララ・ウォードはそのキュートさから人気が出たが、最も惹かれてしまったのは4代目ドクターを演じていたトム・ベイカーで、撮影を通じて交際、のちに結婚した。この間も両者は出演していたため、脚本家がロマーナと4代目に何度か恋愛関係をにおわせる描写が幾度か差し込まれた。(脚本家の「イジり」だったのではないかとファンの間では話題になる)死の都/City of Deathでのパリのデートシーンはより顕著に表れているといわれる。
シーズン14冒頭"Meglos"でロマーナに召喚命令が下り、"Warriors' Gate"でE-space(並行宇宙)に残ることを決意、K-9を護衛として預かるとドクターと別れた。その後助け出されてギャリフレイに戻り、タイムロード初の女性大統領になる。タイム・ウォーというダーレクとの全面戦争に突き進みつつあり、これを回避するために平和協定を結ぼうとするが不調に終わった。
その後のロマーナの消息は不明であり、オーディオドラマでは死亡したとしているものも存在するが、テレビ放送では言及されず、曖昧なままである。 レギュラー放送ではロマーナはIIまでだが、小説やコミックでは、明確なナンバリングはされないもののIIIとIVに該当するようなキャラクターが、後には登場している。 作中では一貫して「ロマーナ」と呼ばれ、ナンバリングはあくまでファンの間の識別のための呼称である。
- 同行したドクター
- 4代目ドクター/The Fourth Doctor