ドーンハルトの主導者、カティルダ/Katilda, Dawnhart Prime

提供：MTG Wiki

Katilda, Dawnhart Prime / ドーンハルトの主導者、カティルダ (緑)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 邪術師(Warlock)

プロテクション（狼男(Werewolf)）
あなたがコントロールしているすべての人間(Human)は「(Ｔ)：このクリーチャーの色のうち好きな色１色のマナ１点を加える。」を持つ。
(４)(緑)(白),(Ｔ)：あなたがコントロールしている各クリーチャーの上に、それぞれ+1/+1カウンター１個を置く。

1/1

プロテクションで狼男に対抗する伝説のクリーチャー。仲間の人間をマナ・クリーチャーにし、+1/+1カウンターによる全体強化能力も持つ。

人間は軽量クリーチャーが充実しており、トークンによる横展開も得意とするため、それら全てがマナを生み出せるようになることでクリーチャーの展開を大きく進められる。ひとしきり展開を終えた後もマナを全体強化に充てられるので、序盤だけでなく終盤でも役割を持てる優秀なクリーチャーと言えよう。これ自身も人間であるため、最低でも通常のマナ・クリーチャーとして扱える点も嬉しい。ただし生み出すことのできるマナはそのクリーチャーの色に限定されているため、混成カードを用いたりしない限り色事故の回避に向かないことには注意。

プロテクションは範囲こそ限定的だが、サイズに優れる狼男を1体までとはいえ止められるのは嬉しい。登場時のスタンダードには粗暴な聖戦士/Brutal Catharや群れ率いの人狼/Werewolf Pack Leaderなど狼男デッキ以外に採用されている狼男もいるため、意外なところで役立つことも。ただし狼男にはトランプルを持っていたり与えたりするものがいくつか存在するので、基本的にはオマケ程度の能力と捉えた方が良い。

イニストラード：真夜中の狩りでは白と緑を中心として幅広い色に優秀な人間が収録されており、リミテッドでも自然と数を集めやすい。特にクラリオン吹きの聖戦士/Clarion Catharsや踊りへの参加/Join the Danceといった1枚で複数の人間を展開できるカードを優先して採用すると良い。同セットでは狼男がフィーチャーされているため、プロテクションも有効活用しやすい。緑白ならばまず取っておいて損はないと言える。

スタンダードでは人間デッキで採用される^[1]。特に直後のイニストラード：真紅の契りで登場した天使の拳、トーレンズ/Torens, Fist of the Angelsは緩い条件で人間トークンを生成できるため相性が良い。