ターボステイシス
出典: MTG Wiki
ターボステイシス(Turbo Stasis)は、吠えたける鉱山/Howling Mineを利用したステイシスデッキ。フィンランドで考案されると爆発的に広まった。キーカードの初出は全てアルファ版だが、考案時期は意外と遅かった。
島/Islandがデッキの半数近く投入され、吠えたける鉱山/Howling Mineによる引き増しとともに停滞/Stasisを維持する。
もともとステイシスデッキの動きはパーミッションなのに、維持に青マナが必要なため、維持手段を破壊されるとどうにもならなかった。そこで生み出されたのがこのデッキである。土地枚数を28枚前後にあげ、「2、3枚引けば1枚は多分土地」という豪快な理論に従って構築されたこのデッキは、維持手段を特定のカードから島/Islandそれ自体に移行させることによって、破壊を防ごうとしたのである。
こうなると今までよりも維持できるターン数が大幅に増え、さらにキーカードの枚数も大幅に減る。フィニッシャーのセラの天使/Serra Angelはクビ、ライブラリーをフェルドンの杖/Feldon's Caneで再構築するという戦法にとって変わられ、多くのパーマネントコントロールにスロットを割けるようになったため、非常に強力なデッキとして君臨し始めた。
しかし、このデッキの根幹は、その完成度の高さから万人が破壊すべきだと思っていた停滞/Stasisではなく、吠えたける鉱山/Howling Mineにこそあったのである。ライブラリー破壊とドロー供給という重要なポジションを一手に担うこのアーティファクトを破壊されるともはや為す術はなく、アメリカ州大会でベスト8にも入賞できなかったのを皮切りに、プレイヤーは宿命/Kismetや停滞/Stasisには目もくれず、ひたすら吠えたける鉱山/Howling Mineを叩くようになる。
結果、使用者は激減。およそ3ヶ月でトーナメントシーンからその姿を消した。そしてスカンダリーステイシスか、冬の宝珠/Winter Orbによるソフトロックへと変遷することになる。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- 世界選手権96ベスト8(参考)
- 使用者:Tommi Hovi
- フォーマット
