ターボステイシス

出典: MTG Wiki

ターボステイシス(Turbo Stasis)は、吠えたける鉱山/Howling Mineを利用したステイシスデッキ。フィンランドで考案されると爆発的に広まった。キーカードの初出は全てアルファ版だが、考案時期は意外と遅かった。


Howling Mine / 吠えたける鉱山 (2)
アーティファクト

各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、吠えたける鉱山がアンタップ状態である場合、そのプレイヤーは追加のカードを1枚引く。


Stasis / 停滞 (1)(青)
エンチャント

プレイヤーは、それぞれのアンタップ・ステップを飛ばす。
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(青)を支払わない限り、停滞を生け贄に捧げる。


Island / 島
基本土地 — 島(Island)

(青)

島/Islandデッキの半数近く投入され、吠えたける鉱山/Howling Mineによる引き増しとともに停滞/Stasisを維持する。

もともとステイシスデッキの動きはパーミッションなのに、維持にマナが必要なため、維持手段を破壊されるとどうにもならなかった。そこで生み出されたのがこのデッキである。土地枚数を28枚前後にあげ、「2、3枚引けば1枚は多分土地」という豪快な理論に従って構築されたこのデッキは、維持手段を特定のカードから島/Islandそれ自体に移行させることによって、破壊を防ごうとしたのである。

こうなると今までよりも維持できるターン数が大幅に増え、さらにキーカードの枚数も大幅に減る。フィニッシャーセラの天使/Serra Angelはクビ、ライブラリーフェルドンの杖/Feldon's Caneで再構築するという戦法にとって変わられ、多くのパーマネントコントロールスロットを割けるようになったため、非常に強力なデッキとして君臨し始めた。

しかし、このデッキの根幹は、その完成度の高さから万人が破壊すべきだと思っていた停滞/Stasisではなく、吠えたける鉱山/Howling Mineにこそあったのである。ライブラリー破壊ドロー供給という重要なポジションを一手に担うこのアーティファクトを破壊されるともはや為す術はなく、アメリカ州大会でベスト8にも入賞できなかったのを皮切りに、プレイヤー宿命/Kismet停滞/Stasisには目もくれず、ひたすら吠えたける鉱山/Howling Mineを叩くようになる。

結果、使用者は激減。およそ3ヶ月でトーナメントシーンからその姿を消した。そしてスカンダリーステイシスか、冬の宝珠/Winter Orbによるソフトロックへと変遷することになる。

  • を見たら焼け」という格言を真似て、「山(吠えたける鉱山)を見たら潰せ」と言われていた。


[編集] サンプルレシピ


メインデッキ (60)
クリーチャー (0)
呪文 (36)
4Arcane Denial
1天秤/Balance
4ブーメラン/Boomerang
3Despotic Scepter
4Force of Will
4吠えたける鉱山/Howling Mine
1象牙の塔/Ivory Tower
2宿命/Kismet
1土地税/Land Tax
4Lim-Dul's Vault
2回想/Recall
1Soldevi Digger
4停滞/Stasis
1Zuran Orb
土地 (24)
3アダーカー荒原/Adarkar Wastes
2真鍮の都/City of Brass
2Land Cap
2River Delta
3地底の大河/Underground River
12島/Island
サイドボード
1黒の万力/Black Vise
2黒の防御円/Circle of Protection: Black
2赤の防御円/Circle of Protection: Red
1フェルドンの杖/Feldon's Cane
2水流破/Hydroblast
1Lodestone Bauble
2枯渇/Mana Short
1ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall
3大気の壁/Wall of Air


[編集] 参考