隔離用構築物/Containment Construct

提供:MTG Wiki

2022年4月9日 (土) 15:50時点におけるDullSuspect (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Containment Construct / 隔離用構築物 (2)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

あなたがカード1枚を捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放してもよい。そうしたなら、このターン、あなたはそのカードをプレイしてもよい。

2/1

手札から捨てたカードをそのターン中に限りプレイできるようにする構築物

コストは支払う必要があるし、タイミングを無視できる訳でもないが手札を捨てるというディスアドバンテージを補うことができるシステムクリーチャー。2マナ2/1と最低限のマナレシオも備えており、対戦相手からの手札破壊に備えるといった受動的な使い方以外に、トークンなどのルーターを実質ドローに変換できる。

リミテッドでは魂力と組み合わせることを想定して設計されていると思われるが、コストが相応にかかるので、魂力カードの中で相性がいいものは意外と限られる。打点を大幅に引き上げられる樹海の好意/Favor of Jukaiや、3マナで毎ターンドローが増やせる増員された浪人/Reinforced Roninあたりが理想的な相方か。

それ以上に、当世/The Modern Age悪忌の浪人/Akki Roninといったルーターとの相性がよい。土地を捨ててもプレイできるので、プレイする予定の土地を捨てるだけで、実質0マナドローとなる。少々ゆっくりした動きにはなるが、アーティファクトをタップすることをコストに求めるネットワーク端末/Network Terminalともきれいに噛み合う。

構築では直前までのセットが墓地利用がテーマのイニストラード:真夜中の狩り真紅の契りというのが追い風になる。前述した血トークンのようなルーターも豊富に存在、手札コストを求めるカードも幾らか存在する環境であるため、能動的に活用しやすくなる。一方でシステムクリーチャーとしては、アーティファクト・クリーチャーかつタフネス1という脆さも備えるため、これに依存した構築は危険。墓地利用を前提として、積極的に手札を交換するデッキがギミックのひとつとして選択する、という使い方になるか。登場時のスタンダードでは陰謀の理論家/Conspiracy Theoristという類似能力のカードがいる点は追い風。

ルール

陰謀の理論家/Conspiracy Theorist#ルールも参照のこと。

  • 類似の能力であるマッドネスとは処理が異なるので注意。
    • 捨てた時点でそのカードは通常通り墓地に置かれ、この能力が誘発する。その能力の解決時に墓地に置かれたそのカードを追放するかどうか選択する。
    • 能力の解決前にそのカードが墓地を離れていたら追放もプレイもできない。
    • 例えば真っ白/Go Blankの場合、手札を捨ててから墓地の追放まで続けて解決されるため、捨てたカードをこの能力で追放するタイミングは無い。
  • 捨てた際の追放は任意。プレイできそうにないなら墓地に落いたままにすることを選択してよい。

参考

QR Code.gif