道化の王笏/Jester's Scepter

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*[[カード名]]が異なる場合でも[[能力]]を[[起動]]する事は可能。その場合は呪文を打ち消すのに失敗するだけで、追放したカードはただ[[オーナー]]の[[墓地]]へ戻る。
 
*[[カード名]]が異なる場合でも[[能力]]を[[起動]]する事は可能。その場合は呪文を打ち消すのに失敗するだけで、追放したカードはただ[[オーナー]]の[[墓地]]へ戻る。
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*これを複数枚出したり複数回出したりした場合、どの王笏でどのカードを追放したかを明確にしておかなければならない。
 
*[[バウンス]]などで一度[[戦場を離れる|戦場を離れ]]て再度[[戦場に出る|戦場に出た]]場合、以前追放した[[カード]]は[[起動コスト]]にあてる事はできない。ある[[オブジェクト]]が一度[[領域]]を移動するともはやそれは別物なので、「道化の王笏(=自分自身)によって追放されたカード」に該当しなくなるからである。
 
*[[バウンス]]などで一度[[戦場を離れる|戦場を離れ]]て再度[[戦場に出る|戦場に出た]]場合、以前追放した[[カード]]は[[起動コスト]]にあてる事はできない。ある[[オブジェクト]]が一度[[領域]]を移動するともはやそれは別物なので、「道化の王笏(=自分自身)によって追放されたカード」に該当しなくなるからである。
*一度戦場を離れ再度戦場に出た場合でも、追放されたカードの確認はできる。「それらのカードが[[追放]]されている限り、それらを見てもよい。」の効果がカードを追放する能力の一部だからである。
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*道化の王笏が戦場を離れた場合でも、追放されたカードの確認はできる。「それらのカードが[[追放]]されている限り、それらを見てもよい。」の効果がカードを追放する能力の一部だからである。
 
*他の[[プレイヤー]]がこれの[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪っても、その[[プレイヤー]]は[[カード]]の表側を見ることはできない。[[戦場]]に出たときの[[誘発型能力]]以外に、[[カード]]の表側を見ることを許可する[[能力]]が何も無いからである。
 
*他の[[プレイヤー]]がこれの[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪っても、その[[プレイヤー]]は[[カード]]の表側を見ることはできない。[[戦場]]に出たときの[[誘発型能力]]以外に、[[カード]]の表側を見ることを許可する[[能力]]が何も無いからである。
 
*通常は表側を見ることができるので、[[墓地]]に置くカードは任意に選ぶ事ができる。しかし、表側を見ることができない[[プレイヤー]]が[[能力]]を起動する場合、どのカードを[[起動コスト]]に充てるかは、裏向きのまま[[無作為に]]決めることになる。
 
*通常は表側を見ることができるので、[[墓地]]に置くカードは任意に選ぶ事ができる。しかし、表側を見ることができない[[プレイヤー]]が[[能力]]を起動する場合、どのカードを[[起動コスト]]に充てるかは、裏向きのまま[[無作為に]]決めることになる。
*これを複数枚出したり複数回出したりした場合、どの王笏でどのカードを追放したかを明確にしておかなければならない。
 
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[レア]]

2017年10月26日 (木) 01:29時点における版


Jester's Scepter / 道化の王笏 (3)
アーティファクト

道化の王笏が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーのカードを上から5枚、裏向きのまま追放する。あなたは、それらのカードが追放され続けているかぎり、それらを見てもよい。
(2),(T),道化の王笏により追放されたカードを1枚、オーナーの墓地に置く:呪文1つを対象とする。その名前がそのカードの名前と同じである場合、それを打ち消す。


「道化」シリーズ第3弾。(銀枠を含めると第4弾)ライブラリーそのものをいじる帽子、ライブラリーを使って手札をいじる仮面に続き、笏杖は「ライブラリーを使って呪文をいじる」カードとしての登場。取り除いた5枚が相手への「切り札(ジョーカー)」となる、面白い作り。

使われる側からすると、何が追放されたか(打ち消されるか)判らないうえに、デッキに4積みしてあるカードほど打ち消される可能性が高く、1枚差しのカードは追放されると痛い。実に嫌らしいカードである。

使う側としては打ち消す事が可能になるカードが不確定でイマイチ安定性に欠けるのが難点だが、無色の打ち消しとしてはかなり軽く、採用の余地は充分にある。また、置くだけでとりあえずライブラリーが削れるので、ライブラリー破壊などでは実によく機能する。バウンスして使い回せるとなおよい。

  • カード名が異なる場合でも能力起動する事は可能。その場合は呪文を打ち消すのに失敗するだけで、追放したカードはただオーナー墓地へ戻る。
  • これを複数枚出したり複数回出したりした場合、どの王笏でどのカードを追放したかを明確にしておかなければならない。
  • バウンスなどで一度戦場を離れて再度戦場に出た場合、以前追放したカード起動コストにあてる事はできない。あるオブジェクトが一度領域を移動するともはやそれは別物なので、「道化の王笏(=自分自身)によって追放されたカード」に該当しなくなるからである。
  • 道化の王笏が戦場を離れた場合でも、追放されたカードの確認はできる。「それらのカードが追放されている限り、それらを見てもよい。」の効果がカードを追放する能力の一部だからである。
  • 他のプレイヤーがこれのコントロールを奪っても、そのプレイヤーカードの表側を見ることはできない。戦場に出たときの誘発型能力以外に、カードの表側を見ることを許可する能力が何も無いからである。
  • 通常は表側を見ることができるので、墓地に置くカードは任意に選ぶ事ができる。しかし、表側を見ることができないプレイヤー能力を起動する場合、どのカードを起動コストに充てるかは、裏向きのまま無作為に決めることになる。

参考

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