実物提示モマ

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実物提示モマは、MoMaデッキの一種で、その名の通り実物提示教育/Show and Tellを活用する。

ドリーム・ホール/Dream Hallsなどが禁止カードに指定され、ドリームホールモマが組めなくなった後に流行した。活躍していた時期から「後期型MoMa」「最終形MoMa」と呼ばれることも多い。

概要


Mind Over Matter / 精神力 (2)(青)(青)(青)(青)
エンチャント

カードを1枚捨てる:アーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。



Show and Tell / 実物提示教育 (2)(青)
ソーサリー

各プレイヤーは、自分の手札にあるアーティファクト・カードかクリーチャー・カードかエンチャント・カードか土地カードを1枚、戦場に出してもよい。



Diminishing Returns / 先細りの収益 (2)(青)(青)
ソーサリー

各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。あなたはあなたのライブラリーのカードを上から10枚、追放する。その後各プレイヤーはカードを最大7枚まで引く。


基本的な構成はドリームホールモマと大きな差は無い。禁止されたドリーム・ホールと時のらせん/Time Spiralスタンダード落ちした魔力の櫃/Mana Vaultの穴をそれぞれ実物提示教育/Show and Tell先細りの収益/Diminishing Returns厳かなモノリス/Grim Monolithで埋めている。さらに、第6版で獲得した繁栄/Prosperityもほとんどの場合用いられる。

だが、実物提示教育ではドローカードが使えない、先細りの収益では土地アンタップしない上にリスクが高い、厳かなモノリスは魔力の櫃より1マナ重い、さらに第6版で「ライフが0以下になったら即座に敗北」にルール変更されたので、かなりのパワーダウンは否めなかった。それでもなお、メタの一角を担うだけの力は残っており、日本選手権99でも使用者数トップで、ベスト8入りもした。

しかし、1999年7月1日付けでついに精神力/Mind Over Matterそのものがスタンダードで禁止カードに指定され、MoMaは完全に姿を消した。

  • Type1.5(のちのレガシー)でも1999年10月1日に精神力と厳かなモノリスが禁止カードに指定されていたが、2007年6月20日に精神力が、2010年7月1日に厳かなモノリスがそれぞれ禁止解除され、現在はレガシーで構築することが可能である。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (0)
呪文 (39)
4 対抗呪文/Counterspell
4 繁栄/Prosperity
4 瞑想/Meditate
4 直観/Intuition
4 実物提示教育/Show and Tell
3 先細りの収益/Diminishing Returns
3 天才のひらめき/Stroke of Genius
1 枯渇/Mana Short
4 精神力/Mind Over Matter
4 厳かなモノリス/Grim Monolith
3 水蓮の花/Lotus Blossom
1 巻物棚/Scroll Rack
土地 (21)
12 島/Island
4 シヴィエルナイトの寺院/Svyelunite Temple
4 裏切り者の都/City of Traitors
1 古えの墳墓/Ancient Tomb
サイドボード
4 ブーメラン/Boomerang
2 枯渇/Mana Short
2 冬眠/Hibernation
2 魔力消沈/Power Sink
1 無効/Annul
1 禁止/Forbid
3 新緑の魔力/Verdant Force

参考

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