丸焼き/Fry

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[[基本セット2020]]の[[対抗色]][[色対策カード|対策カード]][[サイクル]]の[[赤]]。[[打ち消されない]][[火力]]。
 
[[基本セット2020]]の[[対抗色]][[色対策カード|対策カード]][[サイクル]]の[[赤]]。[[打ち消されない]][[火力]]。
  
[[焼却/Combust]]から[[軽減されない]]を取り外した代わりに、[[プレインズウォーカー_(カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を焼けるようになった。
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[[焼却/Combust]]から[[軽減されない]]を取り外した代わりに、[[プレインズウォーカー]]を[[焼く|焼け]]るようになった。
  
ダメージが軽減されるようになってしまったが、スタンダードで同居する軽減持ちは[[黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade]]など数えるほどしかないので問題はない。
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ダメージが軽減されるようになってしまったが、登場時の[[スタンダード]]で活躍する軽減持ちは相手の[[ターン]]で[[クリーチャー化]]している[[黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade]]など数えるほどしかなく、あまり問題にならない。環境にあふれるプレインズウォーカーを焼ける利点に比べれば些細なものである。
  
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5点という数字は、登場時のスタンダードでは[[戦場]]に出た直後に+1[[忠誠度能力]]から入った[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]や[[ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria]]など強力なプレインズウォーカーや、[[永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet]]、[[黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer]]といった[[コントロールデッキ]]の[[フィニッシャー]]を[[テンポ]]よく[[除去]]することができる。ただし+忠誠度能力から入った[[伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales]]や後に登場した[[王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns]]といった1枚で焼けない[[カード]]も無視できない程度に存在しており、[[メタ]]によって採用の枚数や他の除去カードとの併用を検討したい。
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サイクルの中で見ると扱いづらさが残る部類だが、[[モダン]]や[[パイオニア]]でも[[サイドボード]]要員として定着している。
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*日本語[[カード名]]は[[丸焼け/Sizzle]]と1文字違いで非常に紛らわしい。[[デッキリスト]]記入の際は注意。
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*{{Gatherer|id=466894}}と[[フレイバー・テキスト]]がなんともコミカル。
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**fryは確かに「焼く」の意味があるが、「油を引いて焼く/炒める」の意なのでイラストにそぐわないように見える。しかし、口語で「焼けるような熱さに苦しむ」「電気椅子で処刑される」という意味もある。
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{{フレイバーテキスト|「申し訳ありませんが、夕食は少々……焼き過ぎてしまいました。」|宿の亭主、マーラン・ファスウォルド}}
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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==参考==
 
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*[[対白カード]]
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*[[対青カード]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[アンコモン]]

2024年1月20日 (土) 18:24時点における最新版


Fry / 丸焼き (1)(赤)
インスタント

この呪文は打ち消されない。
白か青の、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。丸焼きはそれに5点のダメージを与える。


基本セット2020対抗色対策カードサイクル打ち消されない火力

焼却/Combustから軽減されないを取り外した代わりに、プレインズウォーカー焼けるようになった。

ダメージが軽減されるようになってしまったが、登場時のスタンダードで活躍する軽減持ちは相手のターンクリーチャー化している黒き剣のギデオン/Gideon Blackbladeなど数えるほどしかなく、あまり問題にならない。環境にあふれるプレインズウォーカーを焼ける利点に比べれば些細なものである。

5点という数字は、登場時のスタンダードでは戦場に出た直後に+1忠誠度能力から入った時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominariaなど強力なプレインズウォーカーや、永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringerといったコントロールデッキフィニッシャーテンポよく除去することができる。ただし+忠誠度能力から入った伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Talesや後に登場した王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsといった1枚で焼けないカードも無視できない程度に存在しており、メタによって採用の枚数や他の除去カードとの併用を検討したい。

サイクルの中で見ると扱いづらさが残る部類だが、モダンパイオニアでもサイドボード要員として定着している。

  • 日本語カード名丸焼け/Sizzleと1文字違いで非常に紛らわしい。デッキリスト記入の際は注意。
  • イラストフレイバー・テキストがなんともコミカル。
    • fryは確かに「焼く」の意味があるが、「油を引いて焼く/炒める」の意なのでイラストにそぐわないように見える。しかし、口語で「焼けるような熱さに苦しむ」「電気椅子で処刑される」という意味もある。
「申し訳ありませんが、夕食は少々……焼き過ぎてしまいました。」
宿の亭主、マーラン・ファスウォルド

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

基本セット20202色同時対策カードサイクル。いずれも自身の対抗色2を対策するインスタントソーサリーで、稀少度アンコモン基本セット2011の色対策カードサイクルリメイク

[編集] 参考

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