シヴ山の隕石/Shivan Meteor

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2013年11月10日 (日) 18:10時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
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Shivan Meteor / シヴ山の隕石 (3)(赤)(赤)
ソーサリー

クリーチャー1体を対象とする。シヴ山の隕石はそれに13点のダメージを与える。
待機2 ― (1)(赤)(赤)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(1)(赤)(赤)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが2個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)


5マナで13点、待機で使えば時間は掛かるが3マナ13点と、ずば抜けたコスト・パフォーマンスを持つ火力。大抵のクリーチャーを消し炭にしてしまえる値である。もうここまで来ると、プレイヤーに撃てない点を含め、に多い単純破壊タイプの除去に近いといえる。

X火力の基本である猛火/Blazeで同じダメージを出す場合、実に14マナが必要となる。約3分の1のマナで同じダメージをたたき出すのだから、このダメージでこのコストは異常なまでに軽い。とは言え、ここまでして単体のクリーチャーを狙い撃ちで仕留めたい状況が出てくるかどうか。オーバーキル感が強く漂っているのは否めない。

単体除去としてみた場合は、5マナのソーサリーとして評価することになる。地割れ/Fissureと比較すると、待機が付いたかわりに柔軟性に劣り、登場時期が近い恐怖/Terror破壊の宴/Wrecking Ball神の怒り/Wrath of Godなどと比べると、「ただ重いだけ」という評価に落ち着くのでは無いだろうか。赤単色のソーサリーと言えば猛烈に食うもの/Magnivore燃え立つ願い/Burning Wishとのシナジーが連想されるが、所詮それだけである。隣のラヴニカ・ブロックショックランド印鑑があり、ローウィン=シャドウムーア・ブロックの方には多くの多色推奨カードがある。大抵は黒をタッチする方がより良い解決となるだろう。

開発秘話

初期デザインは20点火力であったが、10点と20点の間にすることが決定され、20点火力は別の機会に置かれることとなった。Card of the Dayの担当は、13点なのはデベロップチームの誰かが土着のワーム/Autochthon Wurmが好きだったのかもね、と推測している。(→Card of the Day 2007/02/22邦訳)参照)

参考

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