アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoum

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各[[クリーチャー]]に[[攻撃]]回数に等しい[[パワー]][[修整]]を与え、[[上陸]]で[[戦闘フェイズ]]を追加する[[伝説の]][[ミノタウルス]]・[[戦士]]。
  
・クリーチャーをアンタップできるのは上陸によって得た追加の戦闘フェイズのみ。戦闘前メイン・フェイズ以前に追加の戦闘フェイズを得た場合、続く(元々の)戦闘フェイズにはアンタップしない。
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追加した戦闘フェイズの開始時に味方クリーチャーを[[アンタップ]]するため、上陸は通常の戦闘を終えてから[[戦闘後メイン・フェイズ|第2メイン・フェイズ]]に行いたい。追加された戦闘フェイズの後には追加のメイン・フェイズがないが、メイン・フェイズ中に[[フェッチランド]]や[[乱動の再成長/Roiling Regrowth]]等で複数回[[土地]]を[[戦場に出す]]ことができれば、追加の戦闘フェイズとパワー修整を重ねて一気にフィニッシュに持っていける。
 よって、(元々の)戦闘後メイン・フェイズ以降に上陸の効果を誘発させないと十全の効果を発揮できない。
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戦闘フェイズの追加は[[メイン・フェイズ]]に上陸した場合のみであるため、[[バウンスランド]]と[[歩く大地図/Walking Atlas]]を用意しても[[無限戦闘フェイズ]]は成立しない。
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*[[ゼンディカーの夜明け]]では唯一上陸[[能力]]と[[パーティー]]の構成員になれる[[クリーチャー・タイプ]]を併せ持つクリーチャー。
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*[[ウラモグ/Ulamog]]ではない。
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*[[レガシー]]で[[Didgeridoo]]をキーカードとした[[ミノタウルス]][[デッキ]]が登場するきっかけとなった。
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*日本以外のAPAC地域においては、[[2021年]]6月21日から7月18日までのストアチャレンジャーシリーズ用[[干支プロモ]]として配布された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/year-ox-store-challenger-series-2021-promos-2021-05-17 Year of the Ox Store Challenger Series 2021 Promos]([[Daily MTG]] [[2021年]]5月17日)</ref>。日本では翌年8月の[[プロモーション・カード#マジック夏休みプロモ|マジック夏休みプロモ]]キャンペーンにより配布された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0036193/ 税込1,500円分の製品を買ってプロモをゲット! 8月より「マジック夏休みプロモキャンペーン」開催](こちらマジック広報室!! [[2022年]]7月28日 [[タソガレ]]著)</ref>。
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==[[ルール]]==
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*パワー修整能力は[[誘発型能力]]ではなく[[常在型能力]]である。モラウグが戦場に存在していない間に[[攻撃]]した回数も参照し、またモラウグが[[戦場]]を離れれば[[効果]]は無くなる。
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*「攻撃した回数」とは[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]の[[ターン起因処理]]で[[攻撃クリーチャー]]として指定された回数を示す。[[攻撃している状態で戦場に出る]]ことは、攻撃した回数に数えない。
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*攻撃している状態で戦場に出たクリーチャーが[[速攻]]を持っていない場合、後に追加された戦闘フェイズでは[[アンタップ]]されても攻撃に参加させることはできない。
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*上陸の効果でクリーチャーがアンタップするのは上陸によって得た追加の戦闘フェイズのみ。[[戦闘前メイン・フェイズ]]に追加の戦闘フェイズを得た場合、追加の戦闘フェイズが先に行われてアンタップするが、続く(通常の)戦闘フェイズにはアンタップしない。よって、[[戦闘後メイン・フェイズ]]に上陸の効果を誘発させないと十全の効果を発揮できない。
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*多くの[[連続突撃/Relentless Assault]]の亜種と異なり、追加するのは戦闘フェイズだけで、その後にメイン・フェイズを追加することはない。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-zendikar-rising-2020-09-15 The Legends of Zendikar Rising]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034380/ 『ゼンディカーの夜明け』の伝説たち](Feature [[2020年]]9月15日 [[Ari Zirulnik]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-zendikar-rising-2020-09-15 The Legends of Zendikar Rising]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034380/ 『ゼンディカーの夜明け』の伝説たち](Feature [[2020年]]9月15日 [[Ari Zirulnik]]著)
  
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==脚注==
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<references />
 
==参考==
 
==参考==
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*[[ターン・フェイズ・ステップを追加するカード]]
 
*[[アクーム/Akoum]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[アクーム/Akoum]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ゼンディカーの夜明け]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:ゼンディカーの夜明け]] - [[神話レア]]
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__NOTOC__

2023年12月24日 (日) 00:00時点における最新版


Moraug, Fury of Akoum / アクームの怒り、モラウグ (4)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)

あなたがコントロールしている各クリーチャーはそれぞれ、このターンにそれが攻撃した回数1回につき+1/+0の修整を受ける。
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたのメイン・フェイズ中であった場合、このフェイズの後に追加の戦闘フェイズ1つを加える。その戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャーをすべてアンタップする。

6/6

クリーチャー攻撃回数に等しいパワー修整を与え、上陸戦闘フェイズを追加する伝説のミノタウルス戦士

追加した戦闘フェイズの開始時に味方クリーチャーをアンタップするため、上陸は通常の戦闘を終えてから第2メイン・フェイズに行いたい。追加された戦闘フェイズの後には追加のメイン・フェイズがないが、メイン・フェイズ中にフェッチランド乱動の再成長/Roiling Regrowth等で複数回土地戦場に出すことができれば、追加の戦闘フェイズとパワー修整を重ねて一気にフィニッシュに持っていける。

戦闘フェイズの追加はメイン・フェイズに上陸した場合のみであるため、バウンスランド歩く大地図/Walking Atlasを用意しても無限戦闘フェイズは成立しない。

[編集] ルール

[編集] ストーリー

モラウグ/Moraugは、アクーム/Akoum大陸に住むミノタウルス/Minotaur。男性。巨大な角を持つ(イラスト1イラスト2)。

モラウグのような一部のミノタウルスは、文明のあらゆる誘いを逃れ、自らの獣性を受け入れて荒野で暮らす。モラウグは捕食者として生きており、捕らえられる動物は何でも喰らう――他に手に入る獲物がなければ、人型種族さえも。

その角は野蛮で残忍に伸び、もしかするとミノタウルス史上最大かもしれない。ミノタウルスの角には闇市場が存在しており、モラウグほどの大きさのものであれば、人一人が一生食うに困らないだけの値がつくだろう。多くの密猟者気取りが、探し求めるその角を見つけてきた――そして胸を無残に貫かれてきた。

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 脚注

  1. Year of the Ox Store Challenger Series 2021 Promos(Daily MTG 2021年5月17日)
  2. 税込1,500円分の製品を買ってプロモをゲット! 8月より「マジック夏休みプロモキャンペーン」開催(こちらマジック広報室!! 2022年7月28日 タソガレ著)

[編集] 参考

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