騎兵隊の血抜き師/Exsanguinator Cavalry
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クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 騎士(Knight)
威迫、絆魂
あなたがコントロールしている騎士(Knight)1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置き、血(Blood)トークン1つを生成する。(それは「(1),(T),カード1枚を捨てる,このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
騎士にサボタージュ能力として+1/+1カウンターによる強化と、血・トークンの生成能力を付与する吸血鬼・騎士。
3マナ2/3の威迫・絆魂と本人のコスト・パフォーマンスもそこそこ。自身も能力の範囲内であるため、直接戦闘ダメージを与えれば強化される。信用度は高くないが回避能力を備えている点も追い風。もちろん他の騎士と組み合わせればよりアドバンテージを稼ぎやすくなり、よりパフォーマンスを発揮しやすくなる。
他の騎士による本体への攻撃をサポートする手段が無いのは弱点。万全の状態でブロッカーを構えられると味方ごと沈黙してしまいがち。一方で統率者戦向けのカード・セットに収録されており、その統率者戦は基本的に多人数戦であるのはありがたい。仮に対戦相手の1人が盤面を整えていても、他の対戦相手が展開できていなければ、そちらを殴ることでサボタージュ能力の恩恵を受けることが可能。ライフの獲得は初期ライフが大きく、統率者ダメージによる敗北が存在する統率者戦では逆に価値が下がるがないよりは嬉しいし、黒お得意のスーサイド戦術も気軽に採用しやすくなる。
レガシーでは黒いストンピィ系のデッキで採用される。絆魂と自身の強化でダメージレースで大きく優位に立てるほか、中終盤に腐ったマナ加速を血・トークンで入れ替えられるのはかなり強力。統率者戦向けのセット出身なので見落としがちだが、このカードが複数並ぶとサボタージュ能力が重複して凄まじいサイズにできるのも魅力。