略式判決/Summary Judgment
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Summary Judgment / 略式判決 (1)(白)
インスタント
インスタント
タップ状態のクリーチャー1体を対象とする。略式判決はそれに3点のダメージを与える。
附則 ― あなたがこの呪文をあなたのメイン・フェイズ中に唱えていたなら、これは代わりに5点のダメージを与える。
タップ状態のクリーチャーを狙い撃ちにする白の除去インスタント。
2マナと軽く、附則を満たせば5点と高効率、通常でも3点とマナ効率は良好。一方でこの手のカードの例に漏れず、対象に出来る範囲が狭い点は注意が必要。敵が攻撃してきた返しのターンで今引きしてもすぐに唱えられるというレンジストライクに無い強みと、復讐/Vengeance系のカードとしては珍しく対戦相手の行動中に割り込める身軽さを持つ。反面、警戒持ちを狙えないのはレンジストライク系呪文に劣る弱点といえる。
主戦場はリミテッドで、白の基本的な除去となる。コモンで集めやすくシングルシンボルで採用しやすい文句なしの性能。効率は落ちるが、組織のギルド魔道士/Syndicate Guildmageや解任/Deposeと併せて無理やりタップ状態にする小技も覚えておこう。
スタンダードでは力不足。封じ込め/Seal Awayとの比較になるが、こちらは討ち取れる範囲が狭く、PIG能力を誘発させてしまうなど劣る部分も数多い。基本的には封じ込めが優先されるだろう。
- 白にはタップ状態のクリーチャーを破壊・追放する呪文や攻撃クリーチャーにダメージを与える呪文は数多く存在したが、タップ状態という条件でダメージを与える物はありそうで無かった効果。
- 条件を満たせばインスタント・タイミングで唱えられる復讐系の呪文には迅速な報い/Swift Reckoningが存在する。
- 略式判決(Summary Judgment)とは、米国の裁判制度における正式な審理を省略して行われる裁判のこと。