熾火魔道士、スコア/Skoa, Embermage
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Skoa, Embermage / 熾火魔道士、スコア (4)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) ウィザード(Wizard)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) ウィザード(Wizard)
熾火魔道士、スコアが戦場に出たとき、1つを対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。
壮大 ― 《熾火魔道士、スコア/Skoa, Embermage》という名前を持ちこれでないカード1枚を捨てる,山(Mountain)2つを生け贄に捧げる:1つを対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。
Chandler、Jovenから実に30年近い時を経て登場した、3枚目の(初出の時点で)コモンの伝説のクリーチャー。戦場に出た時と壮大で火力を飛ばせるゴブリン・ウィザード。
ETBが同等のカー峠の暴君/Tyrant of Kher Ridgesと比較すると、単独での性能は流石にレアリティの違いを感じざるを得ない。構築で採用する場合は壮大を活用することになるだろう。これ自身が戦場に無ければ壮大も利用できないが、代替コストではなく起動型能力のコストとして捨てる形なので通常の打ち消しに強く、またクリーチャーのためリアニメイトで使い回すことが出来る。伝説のクリーチャーであることは繰り返しリアニメイトを行えるデッキの場合はむしろメリットにもなり、サクり台の必要もなく2体のこれを繰り返し出入りさせることが可能。1体目が戦場にいれば、2体目は壮大で簡単に捨てられるため始動もしやすい。
歴代の壮大と異なりレアリティが低いため、リミテッドでも活用できる可能性がある。重いので3枚以上のピックは事故に繋がる可能性もあるが、2枚ぐらいならマナカーブの後半に置いておいても悪くない。戦力としても中堅クリーチャー相当であり、睨み合いの間に出て除去を狙ったり、直接対戦相手を焼いて決着をつけたりと、対象の自由度が高い火力は利用価値が高い。
- マナコストや火力の点数、コモンというレアリティ、壮大で山をコストにする点などで火炎破/Fireblastを強く意識したデザイン。
- 英語名ではワイルドファイア/Wildfireに献身する集団:エンバーワイルド/Emberwildeに所属する燃えさし魔道士/Embermage(一部の訳では「エンバーの魔道士」)の名前を冠している。火炎破の初出がミラージュ・ブロックであることや同じゴブリンであるエンバーワイルドの占い師/Emberwilde Augur(イラスト)と腕輪の意匠などが似通っている(イラスト)ことからエンバーワイルドとの関連もうかがえるが、日本語名では「熾火魔道士」という訳を与えられている。ウォジェクの燃えさし魔道士/Wojek Embermageのようにエンバーワイルドとは無関係な人物なのか、「エンバーの魔道士/燃えさし魔道士」という既存の訳自体を一新したのか、あるいはストーリー上の関連を見落とされたのか、詳細は不明。