幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle
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Magus of the Tabernacle / 幕屋の大魔術師 (3)(白)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
すべてのクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたが(1)を支払わないかぎり、このクリーチャーを生け贄に捧げる。」を持つ。
2/6次元の混乱で新たに作られた大魔術師サイクル。白の大魔術師はThe Tabernacle at Pendrell Vale。
レガシーの白スタックスで活躍している。このカードによって実質的に、ハルマゲドン/Armageddonが神の怒り/Wrath of Godのおまけ付きとなり、無人の荒野でクロックを刻み続ける様がよく見られる(これ自身の維持はトロウケアの敷石/Flagstones of Trokairから引っ張ってきた平地/Plainsやモックス・ダイアモンド/Mox Diamondでまかなう)。また、基本的に土地の少ない青緑スレッショルドや、多くのクリーチャーを並べるゴブリンに対するアンチ性能は特筆ものである。
タフネスが大きいことも厄介で、回避能力を持たないクリーチャーはこれ1枚で大きな足止めを食うこともある。白スタックスではシングルシンボルを活かして、古えの墳墓/Ancient Tombや裏切り者の都/City of Traitorsから高速で唱えられる。
- これ自身も能力の影響を受けるので、維持に毎ターン1マナ必要となる。
- 元になったカードはThe Tabernacle at Pendrell Valeだが、伝説の有無、マナ・コスト、破壊ではなく生け贄になった点からしてペンドレルの霧/Pendrell Mistsの方が性能は近い。
- 史上初のタフネス6以上のウィザード。その後エーテリウム角の魔術師/Etherium-Horn Sorcerer、龍の眼の学者/Dragon's Eye Savantsと続いたが、タフネス7の簒奪者、イクラ・シディーキ/Ikra Shidiqi, the Usurperが登場して1位から陥落した。
- 幕屋/Tabernacleの語についてはThe Tabernacle at Pendrell Valeの項を参照のこと。当該カードのイラストは堅牢な造りの聖堂であるが、ユダヤ教の聖堂や礼拝堂は現在でも比喩的にtabernacleと呼ばれる。もはや「幕屋」ではないが、「教会」「聖堂」を意味する単語は多いことからこの訳が採用されているものと思われる。ユダヤ教絡みの翻訳では、大きなものでもtabernacleを「幕屋」とすることもあるため誤訳とは言い難い。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
次元の混乱の大魔術師サイクル。過去の強力な土地と同じ効果の能力を持つ。括弧内は元になったカード。
- 幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle(The Tabernacle at Pendrell Vale)
- バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar(Bazaar of Baghdad)
- 貴重品室の大魔術師/Magus of the Coffers(陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers)
- 闘技場の大魔術師/Magus of the Arena(闘技場/Arena)
- 図書館の大魔術師/Magus of the Library(Library of Alexandria)