貴重品室の大魔術師/Magus of the Coffers

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Magus of the Coffers / 貴重品室の大魔術師 (4)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(2),(T):あなたがコントロールする沼(Swamp)1つにつき(黒)を加える。

4/4

次元の混乱で新たに作られた大魔術師サイクルの大魔術師は陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers

唱えるのに5マナもかかるため、陰謀団の貴重品室同様にコントロール向けのカードとなる。クリーチャーになったため、アンタップ手段を用いた大量のマナ生成が行いやすくなった。またマナ加速が必要ない状況では、4/4というサイズを活かしたビートダウンもできる。

ただし、クリーチャーになったことで除去耐性が大きく下がっているのは他の大魔術師と同様。隣接しているラヴニカ・ブロックは、強力なクリーチャー除去呪文が溢れているブロックなので、黒でタフネス4といっても容易に除去されてしまう。滅び/Damnationなどの全体除去にも巻き込まれる。また、陰謀団の貴重品室の流行はハルマゲドン/Armageddonの不在による所も大きかったのだが、次元の混乱には爆裂+破綻/Boom+Bustがある。

環境としては厳しいと言わざるを得ず、スタンダードでは居場所を見つけられないままローテーションを迎えた。しばらく本家が使えなかったモダンでも活躍は皆無。いずれにせよクリーチャーとなったことで壊れやすくなったというリスクに5マナという重さがのしかかっている。

能力自体は弱くはなく、壊死のウーズ/Necrotic Oozeのように相性のいいカード自体はある。「それを使うならもっと相性のいいカードがたくさんある」という課題を解決できるデッキなら採用できるだろう。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

次元の混乱大魔術師サイクル。過去の強力な土地と同じ効果能力を持つ。括弧内は元になったカード

[編集] 参考

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