殺しの羽ペン、マリ/Mari, the Killing Quill
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Mari, the Killing Quill / 殺しの羽ペン、マリ (1)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 暗殺者(Assassin)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 暗殺者(Assassin)
対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、それを殺人(hit)カウンター1個が置かれた状態で追放する。
あなたがコントロールしているすべての暗殺者(Assassin)や傭兵(Mercenary)やならず者(Rogue)は、接死と「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは追放領域にありそのプレイヤーがオーナーであるカード1枚の上から殺人カウンター1個を取り除いてもよい。そうしたなら、カード1枚を引き、宝物(Treasure)トークン2つを生成する。」を持つ。
裏社会の住人(暗殺者・傭兵・ならず者)たちを束ねる伝説のクリーチャー。彼らが殺しの証拠を見せられれば報酬を与える。
自身の属する暗殺者も含めた3種のクリーチャー・タイプに1ドロー+宝物2個のサボタージュ能力を与える能力自体は強力で、接死も与えられるためブロックも躊躇わせられる。ただし、報酬を得るためにはマリが戦場にいる時に死亡したクリーチャーが必要となる。幸いにも暗殺者にはクリーチャー除去能力を持ったものも多く、ならず者も回避能力に優れたものが多いので対応クリーチャー・タイプだけでも能力は機能させやすい。他のマリによって殺人カウンターが置かれたカードも利用できるので、統率者にも向いていると言える。
- 殺人カウンターが置かれたカードを追放領域に作り出せるので、静める者、エトラータ/Etrata, the Silencerの敗北条件を満たしやすくなった。カウンターを取り除くのは任意なので融通も効く。
- 後に登場したレイヴンロフトの冒険者/Ravenloft Adventurerも似たような死亡時に追放+殺人カウンター設置の能力を持つが、あちらは置換効果なので挙動に若干の差異がある。
- マスクス・ブロック外での傭兵のタイプ的カードはこれが初。
- 後に登場した無法者メカニズムの先駆け的存在。そちらはさらに海賊と邪術師を包括している。
ルール
- 殺人カウンターを置く能力
- これは死亡時に誘発する誘発型能力であり、クリーチャーが一度墓地に置かれてから追放している。
- クリーチャーの死亡で誘発する他の能力があれば、それらが誘発する。言い換えれば、相手クリーチャーの持つ死亡誘発を防ぐことはできない。
- 虚空の力線/Leyline of the Voidなどによって死亡を置換される場合、この能力による追放ができない。そのため殺人カウンターも置けない。
- 死亡誘発であるため、マリと同時に死亡したクリーチャーにも殺人カウンターが置かれる。
- 与えたサボタージュ能力
- 取り除く殺人カウンターはこのカードによって置かれた必要はない。戦場に出ているものと別のマリや、他のプレイヤーのマリによって置かれた殺人カウンターなども利用できる。
参考
- カード個別評価:ニューカペナの街角統率者デッキ - レア(ブースターパック限定カード)