最高機構長/The Archimandrite
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
あなたのアップキープの開始時に、あなたはX点のライフを得る。Xは、あなたの手札にあるカードの枚数から4を引いた値に等しい。
あなたがライフを得るたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのアドバイザー(Advisor)や工匠(Artificer)やモンク(Monk)は警戒を得て+X/+0の修整を受ける。Xは、あなたが得たライフの点数に等しい。
アドバイザーや工匠やモンクのうちあなたがコントロールしていてアンタップ状態である3体をタップする:カード1枚を引く。
象牙の塔/Ivory Towerの能力を持ち、アドバイザー、工匠、モンクのロード的存在である伝説の人間・アドバイザー。
能力を得られる職業を展開しタップ・アウトレットでドロー、増えた手札からの回復によってパワー修整を得るデザインとなっている。しかしながら強化先は複数に跨るものの職業間のシナジーに乏しく、特に工匠はアーティファクトに関わり元々タップ能力を持つクリーチャーも多いため5マナを要する最高機構長を入れるだけのメリットを得にくい。トークンによる展開力も低く、緩い誘発でモンク・トークンを生成できる僧院の導師/Monastery Mentorは必須と言っていいだろう。
1点でも回復しないと警戒を得られないのもあり、手札を多く保持する手段も整えたい。聖遺の塔/Reliquary Towerなどで手札の上限を無くすと単体でも回復量を向上しやすくなる。また全体強化としては花咲く泥獣/Blossoming Bogbeastのパワーのみに近いが、先制攻撃や二段攻撃と絆魂を組み合わせると戦闘ダメージ・ステップ中にも大きな強化を得られる。沈黙の大嵐、シュー・ユン/Shu Yun, the Silent Tempestやオジュタイの模範/Ojutai Exemplars、セラの高位僧/Serra Ascendantといったモンクは優秀な相方。他のカードのサポート無しでは対戦相手のターンに修整を得られないのも響くため、これを採用する際は積極的に攻勢を仕掛けたい。
総じて能力を活かせるだけのサポートやクリーチャーの選出が求められる、クセの強い統率者である。
- 氏名は持たないが伝説のクリーチャーである。第三の道/The Third Pathの創設者の1人。
参考
- カード個別評価:兄弟戦争統率者デッキ - レア(ブースターパック限定カード)