単色混成マナ・シンボル
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単色混成マナ・シンボル/Monocolored Hybrid Mana Symbolとは、半分の色マナ・シンボルと、半分の数字マナ・シンボルあるいは無色マナ・シンボルが組み合わさってできているマナ・シンボルのこと。混成マナ・シンボルの一種。
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Temur Tawnyback / ティムールの栗毛獣 (2/緑)(2/青)(2/赤)クリーチャー ─ ビースト(Beast)
このクリーチャーが戦場に出たとき、カード1枚を引き、その後、カード1枚を捨てる。
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Ulalek, Fused Atrocity / 合体した非道、ウラレック (◇/白)(◇/青)(◇/黒)(◇/赤)(◇/緑)伝説のクリーチャー ─ エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
あなたがエルドラージ(Eldrazi)・呪文1つを唱えるたび、(◇)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしているすべての呪文をコピーする。その後、あなたがコントロールしていて起動型や誘発型でありこの能力でないすべての能力をコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。(マナ能力はコピーできない。)
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解説
5色の各マナ・シンボルと{2}との組み合わせの{2/W}{2/U}{2/B}{2/R}{2/G}と、色マナと無色マナの組み合わせの{C/W}{C/U}{C/B}{C/R}{C/G}の10種類が存在している。
シャドウムーアで色マナと不特定マナの組み合わせが初登場した。長い間使用しているのは幽体の行列/Spectral Processionのサイクルと刈り取りの王/Reaper Kingだけだったが、ゼンディカーの夜明けで白を除く4色の単色混成マナ・シンボルを使用した団結の標、タズリ/Tazri, Beacon of Unityが登場した。モダンホライゾン3統率者デッキで色マナと無色マナの組み合わせを使用した合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocityが登場した。タルキール:龍嵐録でも再登場し、氏族/Clanの楔3色の組み合わせの多色カードが登場した。
- 色マナと無色マナの組み合わせの単色混成マナ・シンボル5種類はモダンホライゾン3統率者デッキ発売時の総合ルールの更新で記載されず、三ヶ月後のダスクモーン:戦慄の館発売時の更新でようやく記載された。
ルール
- 基本的なルールに関しては混成マナ・シンボル#ルールを参照。
- これをマナ・コストに含むカードは、マナの支払い方とは無関係に、そのマナ・シンボルに含まれる各色を持ち、マナ総量は組み合わされている2つのうち大きい方の値を見る(CR:202.3)。
- 例:(2/緑)(2/青)(2/赤)のマナ・コストを持つティムールの栗毛獣/Temur Tawnybackは、マナの支払い方とは関係なく、常に緑青赤の色を持つマナ総量が6のオブジェクトである。究極の価格/Ultimate Priceで破壊することはできず、思考縛り/Thoughtbindで打ち消すことはできず、ウギンの目/Eye of Uginでサーチすることはできない。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 107 数とシンボル
- 107.4 マナ・シンボルとは、{W}{U}{B}{R}{G}{C}、{0}{1}{2}{3}{4}の類の数字シンボル、変数シンボル{X}、{W/U}{W/B}{U/B}{U/R}{B/R}{B/G}{R/G}{R/W}{G/W}{G/U}の混成シンボル、{2/W}{2/U}{2/B}{2/R}{2/G}の単色混成シンボル、{W/P}{U/P}{B/P}{R/P}{G/P}のファイレクシア・マナ・シンボル、{W/U/P}{W/B/P}{U/B/P}{U/R/P}{B/R/P}{B/G/P}{R/G/P}{R/W/P}{G/W/P}{G/U/P}の混成ファイレクシア・マナ・シンボル、ならびに氷雪マナ・シンボル{S}の総称である。
- 107.4a 主要な色 マナ・シンボルは5つ存在し、{W}は白、{U}は青、{B}は黒、{R}は赤、{G}は緑である。これらのシンボルはその色のマナを表すために用いられることも、コストに含まれるその色のマナを表すために用いられることもある。コストに含まれる色 マナは、該当する色のマナでしか支払うことができない。rule 202〔マナ・コストと色〕参照。
- 107.4b 数字シンボル({1}など)や変数シンボル({X}など)がコストに含まれる場合、不特定マナを表す。コストに含まれる不特定マナは、任意のタイプのマナで支払うことができる。rule 107.3 参照。
- 107.4c 無色 マナ・シンボル{C}は無色 マナ1点を表すために用いられる。無色のマナ1点でしか支払うことができないコストを表すためにも用いられる。
- 107.4d シンボル{0}は0マナを表し、リソースなしで支払うことができるコストのコスト欄に書かれる。rule 118.5 参照。
- 107.4e 混成マナ・シンボルもまた色 マナ・シンボルであり、それぞれシンボルの半分の部分で示されている2種類のうちどちらか1つの方法で支払うことができるコストを表す。混成シンボル{W/U}は白か青のいずれかのマナ1点で支払うことができる。単色混成マナ・シンボル{2/B}は黒マナ1点か、任意のタイプのマナ2点で支払うことができる。混成マナ・シンボルはそのすべての構成色である。
- 107.4f ファイレクシア・マナ・シンボルは色 マナ・シンボルであり、{W/P}は白、{U/P}は青、{B/P}は黒、{R/P}は赤、{G/P}は緑である。ファイレクシア・マナ・シンボルは、その色のマナ1点かあるいは2点のライフを支払うことで支払うことができるコストを表す。10種類の混成ファイレクシア・マナ・シンボルも存在する。混成ファイレクシア・マナ・シンボルは、それの構成色のいずれかの色のマナ1点か2点のライフを支払うことで支払うことができるコストを表す。混成ファイレクシア・マナ・シンボルはそのすべての構成色である。
- 107.4g ルール・テキストにおいて、ファイレクシア・シンボル{P}が色つきの背景なしで書かれていた場合、それは15個のファイレクシア・マナ・シンボルのうちいずれかを意味する。
- 107.4h コストで使われている場合、氷雪マナ・シンボル{S}は、氷雪の発生源(rule 106.3 参照)から生み出された任意のタイプのマナ1点によって支払うことのできるコストを意味する。不特定マナ・コストを減少させる効果は、{S}コストを減少させることはできない。{S}シンボルはコストを支払うために消費した、氷雪の発生源から生み出された任意のタイプのマナに言及するために使われることがある。氷雪は色でもマナのタイプでもない。
- 107.4 マナ・シンボルとは、{W}{U}{B}{R}{G}{C}、{0}{1}{2}{3}{4}の類の数字シンボル、変数シンボル{X}、{W/U}{W/B}{U/B}{U/R}{B/R}{B/G}{R/G}{R/W}{G/W}{G/U}の混成シンボル、{2/W}{2/U}{2/B}{2/R}{2/G}の単色混成シンボル、{W/P}{U/P}{B/P}{R/P}{G/P}のファイレクシア・マナ・シンボル、{W/U/P}{W/B/P}{U/B/P}{U/R/P}{B/R/P}{B/G/P}{R/G/P}{R/W/P}{G/W/P}{G/U/P}の混成ファイレクシア・マナ・シンボル、ならびに氷雪マナ・シンボル{S}の総称である。
- 107 数とシンボル