ゲートウォッチ配備/Deploy the Gatewatch
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Deploy the Gatewatch / ゲートウォッチ配備 (4)(白)(白)
ソーサリー
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを7枚見る。その中からプレインズウォーカー・カード最大2枚を戦場に出す。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
ゲートウォッチ招致/Call the Gatewatchの流れを汲む、プレインズウォーカーのサーチ呪文。
場合によっては1枚で戦場を制圧しうるプレインズウォーカーを2枚も、それもライブラリーからコストを踏み倒しながら戦場に出すのだからハマれば強力。しかしその分マナ・コストはかなり重い上に効果も不安定。他にも、プレインズウォーカー自体が伝説のパーマネントなので同じカードを複数積みにくいこと、スタンダードに存在するプレインズウォーカーの種類には限界があること、プレインズウォーカー自体のマナ・コストが平均的に重いため「ゲートウォッチ配備を唱えた時になるべく多くの枚数が出しやすくなるように、あるいはゲートウォッチ配備を引かなくても問題なく展開できるように、相当数をデッキに詰め込む」ということがしづらいことなど、このカードを軸にしたデッキを組むには障壁が多い。誓いサイクルと併用することでプレインズウォーカーを使うことの効用を割り増ししたり、デッキに投入するプレインズウォーカーを互いにシナジーを形成するもので揃えたりするなど、一工夫が欲しい。
リミテッドではハッキリと0点をつけられるカード。プレインズウォーカーの出現率が極端に低いことに加え、仮に1枚程度プレインズウォーカーが取れていたとしても不発率が高い。また、実際の対戦中にそのプレインズウォーカーがこれより先あるいは同時に手札に来たら何の意味も持たず、デッキへの投入は非常にためらわれる。
- ライブラリーからパーマネントを戦場に出す……と言えば動物の魅了/Animal Magnetismやその亜種を有する緑のお家芸であるが、プレインズウォーカーを扱う関係上、ゲートウォッチ招致と同様の理由で白に割り当てられたものと思われる。
- プレインズウォーカーの唯一性ルールが廃止されたことで相対的に強化された。以前のルールでは、同一のプレインズウォーカー・タイプを持つパーマネントを2つ以上コントロールすることはできなかったが、現在ではレジェンド・ルールにより管理されるため、プレインズウォーカーの枚数の水増しがいくらか容易になった。
参考
- Deploy the Gatewatch(Card Preview 2016年7月4日 Kenji Egashira著)
- ゲートウォッチ/The Gatewatch(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:異界月 - 神話レア