純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin
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クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
装備品(Equipment)があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
金属術 ― あなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしているかぎり、あなたがコントロールする装備品は装備(0)を持つ。
装備品が戦場に出るたびにカードを引ける誘発型能力と、装備コストを(0)にする金属術能力を持つクリーチャー。
白には珍しいドローエンジンで、装備品を多用するデッキにありがちな、クリーチャー不足による息切れを防ぐことができる。本体の性能も2マナ2/2と及第点であり、1枚でもドローできれば充分なコスト・パフォーマンス。この能力だけでも装備品を多用する白ウィニーに採用できる。
装備コストが不要になる2番目の能力も強力で、装備コストが重い装備品のテンポの悪さを解消できる。また、はずすことで機能する能力を持つ装備品(目つぶしの粉/Blinding Powder、心臓追いの短剣/Heartseeker、太陽打ちの槌/Sunforgerなど)がぐっと扱いやすくなったり、手札に戻る装備品(刃のブーメラン/Razor Boomerangなど)で1番目のドロー能力の再誘発も狙えるようになったりと、活用の幅も広い。ただし過度に期待しすぎると、肝心なときに金属術を満たせなかったりして悲惨な目に遭いかねない。
装備品があってこそのクリーチャーであるため、白単アーマーのような装備品重視のデッキに適している。金属術を安定して満たせるよう、装備品以外にもアーティファクト・クリーチャーなども多めに投入しておくといいだろう。
ミラディンの傷跡ブロック構築では、これを軸に据えた白ウィニーがプロツアー名古屋11で好成績を残した。またモダンにはこれをキーカードにしたデッキ、純鋼ストームが存在する。金属術が巨像の鎚/Colossus Hammerの馬鹿でかい装備コストを0にしてくれることからハンマータイムでも重宝される。
- 1番目の能力は、装備品が戦場に出たときに誘発する。唱える必要はない。
- 2番目の能力は、装備品が元々持っている装備能力の起動コストを変更するのではなく、それとは別にもうひとつ装備能力を追加する能力である。必要ならば、元々持っていたほうの装備能力を起動し、その装備コストを支払ってもよい。
- 装備コスト軽減(もしくは踏み倒し)ができる先輩に、オーリオックの鋼打ち/Auriok Steelshaperやコーの装具役/Kor Outfitterなどがいる。比較すると、金属術を達成する必要があるためデッキや展開を選ぶ側面があるが、そのぶん能力はずっと扱いやすく強力であり、コンボの工夫の余地も大きくなっている。
- ホラー映画「死霊のはらわた」とコラボレーションしたユニバースビヨンドでの別名はAsh, Destined Survivor。原作の主人公を表すカードとなっている。
参考
- 壁紙(Internet Archive) (WotC,十三段目)
- 起動型能力を与えるカード(機能別カードリスト)
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ミラディン陣営 - レア
- カード個別評価:統率者マスターズ - レア
- カード個別評価:ダブルマスターズ - レア
- Secret Lair Drop Series: Secret Lair x The Evil Dead