無法の仮面舞踏会/Illicit Masquerade

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偽装カウンターが置かれたクリーチャーが死亡するたび、別のクリーチャーを戦場に戻すエンチャント。

瞬速を持つため戦闘になった後や全体除去にも対応して唱えることが出来る。リミテッドでは単に死亡するクリーチャーを利用して、墓地のクリーチャーを戦場に戻すだけでも十分。意識して肥やしていない場合、戻ってくるのは序盤のうちに死亡した小型クリーチャーになってしまう場合も多いので、これをピック出来ている場合はルーターや諜報などである程度墓地に中堅以上のクリーチャーを置いておきたい。もちろん、単に対処されてしまったフィニッシャー級を再利用するのもよいだろう。

構築の場合、登場時のスタンダードにおける全体除去の筆頭が追放除去である太陽降下/Sunfallというのは向かい風。一方で墓地を肥やす手段の幅はリミテッドの比では無く、サクり台と併用することで戻すタイミングも操作しやすくなる。大量リアニメイトとしては4マナと比較的軽いので、対応して戦線を維持する手段としてよりも能動的に墓地を肥やし、大量のフィニッシャーを一気に展開するなどのコンボを狙って行くのがよいか。

• カウンターの英語名の「Imposter」とは「名前を騙る詐欺師、ペテン師」の意味。そのため物品に使われる「偽造」の訳はややフレイバーに反する。詐称カウンターとでもした方が良かったかもしれない。

ルール

• 誘発型能力の解決時に対象に選んだクリーチャー・カードが不正な対象であったなら、能力は立ち消え死亡したクリーチャーであったカードは追放されない。
• 偽造カウンターが置かれたクリーチャーがクリーチャー化した非クリーチャー・カードであっても、それは追放される。
• 死亡したクリーチャーを追放するのは強制だが、コストではない。死亡したクリーチャーがトークンであったり、解決時に死亡したクリーチャーであったカードが墓地を離れていても対象のクリーチャーは戦場に戻る。
  • 例えば、墓地にカードが無い状態で全体除去により複数のクリーチャーが同時に死亡したなら、それぞれの誘発型能力の対象を円を描くように選ぶことで、最初に追放されるクリーチャー以外を戦場に戻すことができる。
• 偽造カウンターはその無法の仮面舞踏会が置いたものに限らない。ほかの無法の仮面舞踏会が置いた偽造カウンターを持ったクリーチャーが死亡しても能力は誘発する。
  • あなたが無法の仮面舞踏会を2つコントロールしていたなら、前述のルールと合わせて、1体のクリーチャーが死亡した場合墓地のクリーチャー・カードを2枚戦場に戻すことができる。

参考

• リアニメイトカード
• カード個別評価：カルロフ邸殺人事件 - レア