化膿/Putrefy
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色制限の無い恐怖/Terrorに酸化/Oxidizeの効果を合わせて1枚にしたカード。
単純にクリーチャーを破壊する効果だけで見ても闇への追放/Dark Banishingや肉体の奪取/Rend Fleshを上回る。またアーティファクト破壊効果も、強力な装備品である梅澤の十手/Umezawa's Jitteやコントロールデッキで幅広く使われる印鑑などにメインデッキから対処可能。かなり汎用性が高く、無駄になりにくい優秀なカードであるため、当時のスタンダードでは様々なデッキで採用された。
また些細なことであるが、「多色の除去呪文にしてはプロテクションに引っかかりにくい」という点も重要だった。プロテクション(緑)持ちの数は(当時は特に)少ないため、プロテクションに関しては黒単色の呪文と大差ない使用感だったのだ。
- ギルドパクトでは、クリーチャーかエンチャントを破壊する屈辱/Mortifyが登場し、ディセンションでは、クリーチャーか土地を破壊する破壊の宴/Wrecking Ballが登場した。ただし、どちらも化膿とは違い、再生を許してしまう。
- プレイヤー褒賞プログラムプロモバージョンが存在する。
- 余談だがスターライト・マナバーンでも十手を破壊していた。
- 「Putrefy」には「化膿させる」という意味もあるが、フレイバー・テキストからも分かる通りどちらかというと「腐敗させる」という意味合いのほうが強い。
生きてようが何だろうが、時間が経てば腐るんだ。 俺らは単にその速度を速めてるだけだ。― ゴルガリの腐敗農夫、イーゾック(出典:ラヴニカ:ギルドの都)
関連カード
サイクル
ラヴニカ・ブロックの黒を含む多色の除去呪文のサイクル。各セットごとに1枚ずつ登場し、クリーチャーか色に対応したカード・タイプのいずれかを破壊できる。
- 化膿/Putrefy
- 屈辱/Mortify
- 破壊の宴/Wrecking Ball
参考
- カード個別評価:ドラゴンの迷路 - アンコモン
- カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都 - アンコモン
- カード個別評価:ラヴニカ・リマスター - アンコモン
- カード個別評価:モダンマスターズ2017 - アンコモン
- カード個別評価:ミスティカルアーカイブ - レア