フェアリーの集会場/Faerie Conclave
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Faerie Conclave / フェアリーの集会場
土地
土地
フェアリーの集会場はタップ状態で戦場に出る。
(T):(青)を加える。
(1)(青):ターン終了時まで、フェアリーの集会場は飛行を持つ青の2/1のフェアリー(Faerie)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
2/1飛行だけの青のクリーチャーは存在しないため単純比較は難しいが、3マナでメリット能力持ち(例えば束の間の映像/Fleeting Image)もしくは2マナでペナルティ能力持ち(例えば霊糸の幻/Gossamer Phantasm)というあたりが相場。サイクルの他のカードと比較しても、まあ妥当なラインの性能と言えるだろう。
元が土地であるため、打ち消されずに戦場に出せる、ソーサリー・タイミングの除去に耐性がある、マナ能力を持つ、というメリットがある。しかもそれらのメリットがパーミッション戦略によく噛み合っている優れものである。特にミラーマッチにおける安定感は抜群で、単体でかなりの量のライフを削りとっていくことも少なくない。
初出のウルザ・ブロック当時は青単パーミッションの全盛期であったこともあり、よく採用された。また第10版再録時には隣接するローウィン=シャドウムーア・ブロックでフェアリーが大幅強化されたため、そのタイプ的シナジーを前提としてフェアリーデッキに投入されている。
エターナルやモダンでもしばしば見かけられ、特にランドスティルのフィニッシャーとしての活躍が顕著。しかし近年はワールドウェイクのミシュラランドなどの後輩たちに出番を奪われるケースも増えてきた。
- 第10版に再録されるにあたり、クリーチャー化したときにカード名にもある通りフェアリーのクリーチャー・タイプを得るようになった。
- "conclave"はラテン語で「鍵のかかった」の意で、「重要な秘密会議」もしくはその会場を指す。発音は英語だと「コンクレイヴ」、原語(ラテン語)だと「コンクラーウェ」だが、現代では「コンクラーヴェ」と発音されることもある。
- 現実世界では特に「ローマ法王選出選挙会」を指す語として有名(Wikipedia:ja:コンクラーヴェも参照)。
- ラヴニカ:ギルドの都ではconclaveを「議事会」と訳している。こちらはラヴニカ・ブロックのギルドの1つ、セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveのこと。
関連カード
サイクル
ウルザズ・レガシーのミシュラランドサイクル。いずれも第10版で新規イラストにて再録された。
- 近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower
- フェアリーの集会場/Faerie Conclave
- 産卵池/Spawning Pool
- ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment
- 樹上の村/Treetop Village