サイクリング
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サイクリング/Cycling
ソーサリー
白の4/4の飛行を持つ天使(Angel)クリーチャー・トークンをX体生成する。
サイクリング(2)(白)((2)(白),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたが正義の命令をサイクリングしたとき、あなたは(X)を支払ってもよい。そうした場合、白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンをX体生成する。
ウルザ・ブロックとオンスロート・ブロックに登場したキーワード能力。 サイクリングはその能力を持つカードが手札にあるときだけ起動できる起動型能力である。 「サイクリング[コスト]」とは、「[コスト]、このカードを捨てる:カードを1枚引く」を意味する。
もともと特定の状況下で機能し、その状況でないときにはサイクリングする、というコンセプトのカードが多い。 それだけ融通が効くため、アストログライドのようなこのシステムを中核に据えたデッキを除いても、なお幅広いフォーマットで使われている。
また、後に出たサイクリング誘発型能力を持つものは、キャントリップを付けられる代わりに効果が弱くなる、とういうような2通りの使い方ができるものが多い。
- 起動型能力なので、普通の「呪文を打ち消す」カウンター能力では、サイクリングを妨害できない。
- カードをサイクリングすることが誘発条件である能力(サイクリング誘発型能力)は、サイクリングによるカードドローの前に解決される。なぜなら、サイクリングはプレイ宣言した時点でスタックに乗るからである。
- サイクリングを持つパーマネントは、手札に無くてもサイクリングを持っていることに注意。
例えば、サイクリングは「マナを生み出さない起動型能力」なので、サーボの網/Tsabo's Webがあるとサイクリングランドはアンタップできない。
ウルザ・ブロックに登場したサイクリングは全て起動コストが(2)であり、サイクリング誘発型能力を持つカードも存在しなかった。 その為、サイクリングを持つカードを積極的にデッキに採用する理由は、当時の構築環境には無く、この頃のサイクリングを持つカードに対する扱いは、同効果のカードの劣化版と見られる事が多かった。 その後、オンスロート・ブロックでのサイクリング誘発型能力や、壌土からの生命/Life from the Loamのようなカードの登場により、再評価される事となるのだが。
サイクリングのコストを減少させるアーティファクトは波動機/Fluctuator。
また、サイクリングを妨害するものは波停機/Stabilizer。
参考
総合ルール
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造