吸血鬼 (デッキ)
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吸血鬼(Vampire)は、ゼンディカーで優秀な吸血鬼が多数増えたことによって誕生した部族デッキ。
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概要
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開した状態でプレイする。
あなたのライブラリーの一番上のカードが黒であるかぎり、吸血鬼の夜侯とあなたがコントロールする他の吸血鬼(Vampire)クリーチャーは+2/+1の修整を受けるとともに飛行を持つ。
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) シャーマン(Shaman)
飛行、プロテクション(白)
マラキールの血魔女が戦場に出たとき、各対戦相手はあなたがコントロールする吸血鬼(Vampire)の数に等しい点数のライフを失う。あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。
もともと黒には吸血鬼のクリーチャー・タイプを持つものが少数ながら存在したが、吸血鬼だけでデッキを組めるほどではなかった。しかし、基本セット2010において吸血鬼のロードである吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus、さらにゼンディカーで多数の吸血鬼クリーチャーならびにそれを支援する呪文を獲得したために、ゼンディカー登場後のスタンダードやゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築で見ることができるようになった。
吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnusの能力を助けるためにフェッチランドが採用されており、ライブラリーの一番上が黒であった場合の攻撃力はなかなかのもの。
マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitchが採用されることが多く、4枚積まれることも少なくない。単純にフィニッシャーとしての性能が買われただけでなく、同環境の強力クリーチャーである悪斬の天使/Baneslayer Angelを止められる点も評価されている。
ミラディンの傷跡参入後のスタンダードでは、ロードの吸血鬼の夜侯は失ってしまったが、黒割れの崖/Blackcleave Cliffsという優秀な2色土地の追加もあって黒赤の構成のものも登場した(→*1)。鼓動の追跡者/Pulse Trackerや吸血鬼の裂断者/Vampire Laceratorなどのウィニークリーチャーを稲妻/Lightning Boltなどの赤の火力でサポートする。
サンプルレシピ1
- 備考
- 世界選手権09 スタンダード部門 初日全勝(参考)
- 使用者:Oleksii Antonenko
- フォーマット
Vampires [1] | |
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- ゼンディカー参入直後のもの。
サンプルレシピ2
- 備考
- 世界選手権10 ベスト8(参考)
- 使用者:Eric Froehlich
- フォーマット
Br Vampires [2] | |||||||||||||||||||||||||
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- こちらはミラディンの傷跡参入後の黒赤のデッキ。
- 恐血鬼/Bloodghastは臓物の予見者/Viscera Seerなどとのシナジーを持ち全体除去への対策にもなる。