マナ能力
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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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マナ能力/Mana Ability
マナ能力はスタックに乗らず、直ちに解決される。そのため打ち消すことはできない。
そのマナ能力がマナを生み出す以外のこと(カードを引くなど)をする場合、それもマナ能力の一部として、スタックに乗らずに直ちに処理される。
優先権ルールの例外として、呪文や能力のプレイ中や解決中にマナの支払いを求められた時にもマナ能力をプレイできる。
- マナを生み出す呪文はマナ能力ではない。
- マナを生み出す誘発型能力であっても、起動型マナ能力が誘発条件でないなら、それはマナ能力ではない。
そのような能力は通常通りスタックに乗り、解決を待つ。 例としてはエラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyardなどが挙げられる。上の花盛りの春/Vernal Bloomとの違いに注目。
- 陰極器/Cathodionとクラーク族の火焚き/Krark-Clan Stokerの組み合わせなど、ややこしい状況が発生する時もある。
現在では、陰極器/Cathodionの誘発型能力はマナ能力を誘発条件として指定されていないため、上記(2):CR406.1の(b)には当てはまらない、とされている。
参考
総合ルール
引用:総合ルール 20231117.0
- 4 領域
- 406 追放
- 406.1 追放 領域はオブジェクトを保持する領域である。オブジェクトを戻る手段を持たずに追放する呪文や能力もあれば、オブジェクトを一時的にだけ追放する呪文や能力もある。
- 406.2 オブジェクトを追放するとは、そのオブジェクトが現在存在する領域から追放 領域に動かすことである。追放されたカードとは、追放 領域に動かされたカードのことである。
- 406.3 追放されたカードは通常オモテ向きであり、全てのプレイヤーに公開されている。「裏向きで追放されている/exiled face down」カードは、説明によって許可されていない限り、いずれのプレイヤーによっても見ることはできない。ただし、プレイヤーがカードを見てから裏向きで追放すると指示されていた場合や裏向きで追放されているカードを見ることができることになった場合、そのカードが追放 領域を離れるかまたはそのカードが切り直されたカードの束の一部になるまで、見ることができるとする効果が終わったあとでも見ることができる。
- 406.4 追放 領域にある裏向きのカードは、いつどのように追放されたかによって別々の束に置かれるべきである。プレイヤーが追放されているカードを選ぶよう指示された場合、そのプレイヤーは、カードのオモテを見ることができる場合にのみ特定の裏向きのカードを選ぶことができる。そうでなければ、裏向きで追放されているカードの束1つを選び、その束から無作為にカード1枚を選ぶことになる。こうしてカードを選ぶことが呪文を唱えることや能力を起動することの一部だった場合、その選ばれたカードはそのコストが支払い終わるまで公開されない(rule 601.2i 参照)。
- 406.5 追放されたカードで、戦場やそのほかの領域に戻る可能性のあるものは、その戻る方法が解るように、別々の束にして置かれるべきである。追放されたカードで、それ自身の能力(憑依など)や追放したカードの能力によってゲームに影響を及ぼしうるものも、同様に別々の束にして置かれるべきである。
- 406.6 カードを追放する能力と、「追放されているカード/exiled card」あるいは「[[[オブジェクト]]]によって追放されているカード/cards exiled with [this object]」を参照する別の能力とが書かれているオブジェクトが存在する。これらの能力は関連しているものであり、この2つ目の能力は、その1つ目の能力によって追放されているカードだけを参照する。rule 607〔関連している能力〕参照。
- 406.7 追放 領域にあるオブジェクトが追放された場合、領域は移動しないが、新しく追放されたのと同じように新しいオブジェクト になる。
- 406.8 かつて、追放 領域は「ゲーム外/Removed-from-the-game」領域と呼ばれていた。カードに「[[[オブジェクト]]を]ゲームから取り除く/removes [an object] from the game」というように書かれている場合、そのオブジェクトを追放する。「[[[オブジェクト]]を]脇に置く/sets [an object] aside」も同じである。そのように記載されているカードは、オラクルで訂正されている。
- 406 追放