妨害/Thwart
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Thwart / 妨害 (2)(青)(青)
インスタント
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あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたがコントロールする島(Island)を3つ、オーナーの手札に戻すことを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
青のパーミッション系のデッキにとっては土地の枚数は生命線であるため、出た当初はこれは「勇者呪文」(使うのにとても勇気がいると言う意味)とまで評された。実際、島を3つ手札に戻すコストの支払いは終盤でないと難しい。序盤に代替コストで唱えると建て直しが難しくなるし、1〜2ターン目では通常島が足りずに唱えること自体ができない。
ピッチスペルにも関わらず、結局唱えられるようになるには中盤以降となるのが特徴。もっとも、カード・アドバンテージの喪失が一切発生しない点はピッチスペルでは非常に珍しく、手札の枚数だけを見れば二枚の増加さえ起こっている。しかし、ボード・アドバンテージは大きく失う。とはいえ相手に対処できないよりは良い状況も多い。
また、このカードを使用したことによるボード・アドバンテージの損失は、手札に戻した島を出していくだけで取り戻すことができる。よって極論すれば、打ち消したときのテンポ・アドバンテージ分だけこちらが得をすることが出来る。これがこのカードの最も大きな強みである。
序盤から使うことができるが、カード・アドバンテージの喪失が激しいピッチ・カウンターである撃退/Foilとは一長一短。相性が良いのでどちらも採用するデッキも多々存在した。
ブルースカイのようなビートダウンならパーミッションよりも使いやすく、4枚積まれることも少なくなかった。
- 「マナを使わずに打ち消す」ことよりも「タップした島を手札に戻す」ことのほうが重要視されているケースがある。以下はその例。