硫黄の精霊/Sulfur Elemental

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2008年10月17日 (金) 09:27時点における58.89.208.20 (トーク) - whois による版
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Sulfur Elemental / 硫黄の精霊 (2)(赤)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

瞬速
刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
白のクリーチャーは+1/-1の修整を受ける。

3/2

クリーチャー流動石っぽい修整を与えるエレメンタル

修整能力に関しては、除去になったり攻撃力アップになったりするので、一概にはメリットともデメリットとも言えない。3マナ3/2瞬速刹那という破格のコスト・パフォーマンスを考えると、デメリット能力としてデザインされているのであろう。

しかしながらこの「デメリット能力」の除去としての用途により、環境からウィニーが駆逐されてしまうことになった。例えば赤にとって鬼門であるサルタリーの僧侶/Soltari Priestへの回答となる。また除去とまでは行かなくとも、単純にタフネスが下がるだけでも火力を擁する赤にはありがたい。例えばロクソドンの教主/Loxodon Hierarch稲妻の天使/Lightning Angelが3点火力1発で焼けるようになるのは大きいので、一概に腐るという訳ではない。

更に刹那も持っているので、より確実に妨害することができ、打ち消される事もほとんど無い。対抗色への対策に溢れた能力群だと言える。コントロールデッキにおいてもそれは変わらず、同型対策と序盤のクリーチャー対策を兼ねて、ともすればメインデッキに採用される事もある。

このカードの流行により、ボロスウィニーや、砂の殉教者/Martyr of Sandsなど白のタフネス1のクリーチャーを軸としたデッキがまともに機能しなくなり、激減した。また同時に、死にさえしなければパワーが上がる点を逆手に取れるという事で、稲妻の天使/Lightning Angelセラの報復者/Serra Avengerといった白の中堅クリーチャーを使うデッキが増えた。環境を大きく変えた1枚と言って良いだろう。

参考

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