無私の浄霊者/Selfless Exorcist
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Selfless Exorcist / 無私の浄霊者 (3)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
(T):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。そのカードは、自身のパワーに等しい点数のダメージを無私の浄霊者に与える。
3/45マナ3/4と、サイズ的にはそれほど大きくないが、タップだけで墓地のクリーチャー・カードを追放できる。
しかし、そのクリーチャー・カードのパワーに等しいダメージを受けてしまうため、大型を追放すると破壊されてしまう。そのためリアニメイト対策にはなりづらく、また墓地対策カードとしては重過ぎたので、使われる機会は少なかった。
初期のクレリック・デッキには採用されていた。不可思議/Wonderや栄光/Gloryなら無条件で追放できるほか、起源/Genesisなどであってもデッキ特有の軽減カードにより、これを生き残らせたままで追放可能だった。また、小型が多い同デッキにとって、3/4はそれなりに重要なアタッカーとなった。しかし、マナレシオや対象の広さで勝る萎縮した卑劣漢/Withered Wretchの登場後はめっきり採用されなくなってしまう。
- 初出時のクリーチャー・タイプはクレリックのみであったが、2007年9月サブタイプ変更で人間が追加された。
[編集] ルール
- ダメージの発生源は追放領域にあるクリーチャー・カードである(CR:400.7j)[1]。
- 追放領域で絆魂や接死を持つならばそれは機能する。自分の絆魂持ちを追放すると自分が回復し、対戦相手の絆魂持ちを追放すれば対戦相手のライフが回復する。接死持ちを追放すれば浄霊者が状況起因処理で破壊され、萎縮や感染持ちを追放すれば-1/-1カウンターが置かれる。
- 特性定義能力は追放領域でも機能する。例えば、墓地にあるルアゴイフ/Lhurgoyfを追放すると、それが移動した後の墓地に残っているカードの枚数を使う。墓地に居た時の自身を含める枚数ではない。
- これはイニストラードを覆う影発売に伴うルール変更である。それ以前は最後の情報を用いて墓地に居た頃の対象のカードを発生源としており、ルアゴイフの扱いが現在と異なったり、イクスリッドの看守/Yixlid Jailerに影響されたりしていた[2]。当時の総合ルールのCR:400.7番台に効果中に追放されたカードを追えるようなルールが存在しなかったためである。
[編集] 参考
- ↑ @testing_box(X/Twitter 2018年7月28日 認定ジャッジによる回答)
- ↑ Yixlid Jailer & CDAs(MTG Salvation内のスレッド) - (2010年10月9日 認定ジャッジによる回答)