ジェイミー・マククリンモン/Jamie McCrimmon

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Jamie McCrimmon / ジェイミー・マククリンモン (2)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)

トランプル
あなたが歴史的な呪文1つを唱えるたび、ターン終了時まで、ジェイミー・マククリンモンは+X/+Xの修整を受ける。Xは、その呪文のマナ総量に等しい。(歴史的とは、アーティファクトや伝説や英雄譚(Saga)のことである。)
ドクターのコンパニオン(もう一方がドクター(Doctor)であるなら、あなたは統率者2体を使用できる。)

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ドクターのコンパニオン歴史的呪文唱えるたび、そのマナ総量分の修整を受ける伝説の人間戦士。原作の素直で真っすぐな性格がそのまま能力に反映されているといえる。

基本骨格は魔力軟体/Manaplasmの変形版。単体で比較した際の主な違いとしては、基本サイズが上昇しトランプルを獲得した一方、誘発条件が限定された形。強化のためにデッキ構築が制限されるのが難点であり、適当なインスタントすらコンバット・トリックに転化できたあちらと違い、奇襲的・防御的な運用は難しくなった。一方で、トランプルにより戦闘ダメージ攻撃先に通しやすくなったのは大きな利点であり、爆発力をそのまま活かせる点が噛み合っている。また、伝説のクリーチャーであるため統率者戦では統率者ダメージによる勝利を目指す統率者の役割も担える。

有効に利用するなら緑お得意マナ加速などを駆使し、重量級の歴史的な呪文を軽々唱えられる構成にしておきたい。強化と相性が良いのはやはり装備品であり、エンバレスの宝剣/Embercleaveパワーフィスト/Power Fistなどが揃えばワンショットキルも夢ではない。同様に、新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk永遠神ロナス/God-Eternal Rhonasなど、元来強化能力を内蔵する該当カードも狙い目。そのほか、髑髏胞子の結節点/The Skullspore Nexusなどといったコスト減少や代替コストが前提のマナ総量が大きいカードも相性が良い。

ドクターのコンパニオンにより組むドクター候補としては、同じアグロ系のウォードクター/The War Doctorがよいだろう。装備品などの強化手段はウォードクターのためのバックアップ手段としても使え、無駄がない。

[編集] ストーリー

本名はジェームズ・ロバート・マククリンモン/James Robert McCrimmon。18世紀初頭、スコットランドのマクレオド族の笛吹きの一族で、ジャコバイト(反イングランド王国軍)の戦士。スコットランドの伝統的な笛吹きの衣装を着ているため、スカートを履いているが男性である(イラスト)。ハイランドの戦士として誇りを大切にしているため、この伝統衣装はどんなに寒くても脱がず、「スカート」「ドレス」などと茶化されると軽く怒る。明確な年齢表記はないが、おそらく20代前半と思われる。表記ゆれが存在し、マクリモン(Macrimmon)、マククリモンド(McCrimmond)という表記が存在する。

フレイバーテキストになっている彼の雄たけびはスコットランドのゲール語で、スコットランドの氏族の象徴的な合流地、「イノシシの岩(the "Boar's Rock")」を意味する。

"Creag an tuire!"
「クレーグ・アン・トゥワー!」

ドクターとの出会いのエピソード"Highlanders"はすべての映像が消去され、音声のみが残っている状態であるため、コンパニオンになった詳細な経緯は不明である。当時の視聴者の記憶や資料から再現されたあらすじによれば、カロデンの戦いはスコットランドの反乱軍ジャコバイトに対して王国側が大規模な虐殺を行ったことで知られ、ジェイミーと仲間たちはその中で捕虜となり奴隷として売り飛ばされそうになったところを、同じく捕虜になっていたドクターたちの機転で助けられた。物語最後にポリーからジェイミーをコンパニオンに誘われたという。

未知の技術や生物に遭遇しても機敏に適応し、エイリアンや怪物などに対峙しても物おじしない。"The Two Doctors"ではソンターランに背後を取られてもナイフを抜いて危機を脱している 。ヴィクトリア・ウォーターフィールドがヴィクトリア朝の高貴な身分であることを知ると、彼女に対して敬愛を示し、彼女を助けることを最優先事項とするようになる。そのため、彼女と別れることになったときにはかなりショックを受けて落ち込み、ドクターに対して怒りだすほどだった。一方で直情的で単純な部分は、後から入ったコンパニオンのゾーイ・ヘリオッドからからかわれていた。しかしいわゆる「野生のカン」は優れており、たびたび一行を救っていた。ドクターから篤く信頼され、のちに6代目ドクター/The Sixth Doctorは「ずっとジェイミーのことが好きだった」と語っている。

ウォー・ゲームズ/The War Gamesの終盤でドクターがタイムロードの裁判にかけられた際、人類は連れていけないため、ゾーイともども記憶を消されて元の時代に返された。その後の行跡は不明だが、"Tales of Turdis"ではターディスが作り出した異空間ともいうべき場所でゾーイと再会し、その記憶を取り戻した。

  • ちなみにWikipedia日本語版の「女王と狼男」の項目では笛吹き(piper)を誤訳して長らく彼を「配管工」としたままだったが、これは誤りである。
同行したドクター
2代目ドクター/The Second Doctor

[編集] 参考

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