致命傷/Mortal Wound
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クリーチャーを、極端にダメージに弱くするオーラ。エンチャントされたクリーチャーは1点でもダメージでも受けると破壊されてしまう。
火力やティム能力、先制攻撃持ちと相性が良いが、これらはいずれも緑の苦手なものなので、相性を活かしたければ他の色をタッチする必要がある。つけられたクリーチャーは実質的に戦闘に参加すればまず死んでしまうので、ビートダウン系ならば「弱めの除去の一種」として考えることもできる。もちろんこの場合は、システムクリーチャーには通用しないが。
なんにしろ、色が違うとはいえ命取り/Fatal Blowのほうがインスタントである分奇襲効果が高く、この手のカードとしては向こうのほうが使いやすい。
- イラストは淘汰/Preferred Selectionのイラストの続きになっている。
関連カード
対象がダメージを受けると破壊するカード。特記しない限りオーラ。既にダメージを与えてから後出しで使うと倒せるものは命取り/Fatal Blowの項を参照。
- ラースの死の奈落/Death Pits of Rath - 致命傷の全体エンチャント版ともいえる黒のカード。(テンペスト)
- しなびた腐敗/Shriveling Rot - 致命傷の効果が1ターン限定の全体版。インスタントなので戦闘が成立してから使えば命取りに近い機能になる。黒の双呪カード。(ダークスティール)
- ぬかるみの荒廃/Mire Blight - 致命傷の色をそのまま黒にしたカード。(ゼンディカー)
- 凍結/Frozen Solid - アンタップ阻害効果も持つ青のカード。(スカージ)
- グリーン・ドラゴン/Green Dragon - 全体版だがターン終了時までしか持続しない。緑のクリーチャーのETB能力。(フォーゴトン・レルム探訪)
- 終了世話人/Termination Facilitator - タップ能力で対象に致命傷と同じ効力の賞金カウンターを与える。黒のクリーチャー。(ジャンプスタート2022)
- ひび割れた頭蓋骨/Cracked Skull - ETB能力でプレイヤー1人の手札を見て土地でないカードを1枚選んで捨てさせる。黒のカード。(ダスクモーン:戦慄の館)
- 胞子形成感染/Sporogenic Infection - ETB能力でエンチャント先以外に布告。黒のカード。(ダスクモーン:戦慄の館)
また、タフネス自体を1に変えてしまう謙虚/Humilityとその亜種も同様に機能すると言える。
参考
- Dinner time (Arcana 2002年4月17日 WotC著)
- カード個別評価:ビジョンズ - コモン