気まぐれイフリート/Capricious Efreet

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2024年2月28日 (水) 14:16時点におけるFlounder (トーク | 投稿記録)による版
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その名前通り、ランダム要素のあるファッティ

6マナ6/4というそれなりに良好なサイズに加え、自分のアップキープごとに土地でないパーマネント破壊することができる。しかしさすが混沌の、通常3分の1から2分の1の確率で自分のパーマネントが犠牲になってしまう。

とは言うものの、対象にするパーマネントは全てこちらが選ぶので、リスクは見た目ほど高くない。自爆の危険はあるが、概ね優良なクリーチャーである。

赤には珍しくエンチャント破壊できるので、自分のパーマネントとして孵化計画/Hatching Plansを差し出せば色々と楽しめるだろう。

能力の対象について

これの能力が取る対象は非常に変則的である。

  • あなたコントロールしている土地でないパーマネント1つを対象とする」のは固定である。通常は最低でもこれ自身を対象に取れるはずである。
  • 「あなたがコントロールしていない土地でないパーマネントを最大2つ対象とする」は、対象がとれなくなるような数を選ぶことはできない。対戦相手土地灰色熊/Grizzly Bearsを1体しかコントロールしていない時、「2つを対象とする」ことを選ぶ事はできない。
    • 逆に、最大まで対象を選ぶ必要はない。上記の状況において「0個のパーマネントを対象にする」事は適正である。

これにより、この能力は合計1〜3つの対象をとる。合計の対象が1つの場合、これは「単一の対象を取る能力」である。

  • 解決時にいくつかの対象が不適正になっていた場合、1つでも適正な対象が残っていれば、適正なものの内から1つを無作為に選んで破壊する。

破壊について

  • 対象のパーマネントの中に破壊不能を持つものがある場合、それは無作為の候補の中に含まれず、それ以外の候補から無作為に1つ破壊する。(CR:608.2d)
    • オラクルは"Destroy one of them at random." であり「無作為に」が「破壊する」に直接掛かっている。破壊するにあたって不可能な選択肢を選べないので、破壊不能を持つパーマネントは無作為の候補の中に含まれない。

利用

上記の対象のルールにより、自分のパーマネントを対象に取らないことはできない。しかし、能力誘発後に、対象になった自分のパーマネントを不正な対象とすることで、選択肢から消すことができる。具体的には

などが挙げられる。これらと「あなたがコントロールしていないパーマネントを1つ対象にする」という選択を併用することで、狙ったパーマネントを確実に破壊することができる。

その他

いずれにせよ、このカードを使用する際には3分の1あるいは2分の1を無作為に選ぶ方法を用意しなくてはいけない。もっとも簡単かつ適切なのは6面ダイスを振ることである。また、余っている基本土地など区別の付く3種のカードを対応付けて、裏向きでシャッフルして選ぶ、という方法も挙げられる。

対象となったパーマネント自体を「裏返してシャッフル」する方法もあるが、スリーブが違う場合、トークンが混じった場合に非常に処理が難しくなる。また、自分のカードと相手のカードを混ぜる場合に、同名カードの区別が付かなくなったり、相手のカードを傷つけたりしかねない。

じゃんけんで勝ち、負け、あいこになる確率はそれぞれ1/3なので、互いに納得できればそれを利用する手もある。

ダイスを使うか否かはともかく、何らかの手段を用意しておくのがマナーである。

  • リミテッドの大会に参加するときは、これが出現する可能性も留意して準備しよう。

参考

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