玉虫色の天使/Iridescent Angel
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すべての色へのプロテクションを持つ天使。単体除去もブロックも無色のものにしかされないのはかなり強力。しかし7マナの割にパワーは4しかないため、コントロールデッキのフィニッシャーを任されることはほとんどなかった。後に怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathが出て更に影が薄くなってしまった。
リミテッドでは、当たり前だが最強クラス。事実上、死なない・ブロックされないパワー4なので、出せばほぼゲームに勝てる。7マナの価値は十分にあるだろう。
- 「プロテクション(すべての色)」は「プロテクション(白)、プロテクション(青)、プロテクション(黒)、プロテクション(赤)、プロテクション(緑)」と読み換えられる(CR:702.16h)。5色カードに対するプロテクションということではない。
- 無色であればこのプロテクションには引っかからない(「無色」は色ではない)。砂岩の落としわな/Sandstone Deadfallなどで除去でき、色を持たないアーティファクト・クリーチャーでブロックすることができる。
- 色を失わせたセファリッドの密告者/Cephalid Snitchの能力によって、プロテクション(黒)のみを部分的に失わせることができる。
- アン・ゲームならば、ピンクなども含めた文字通り全ての色に対してプロテクションを持つ。
- ヴィンテージでカウンターオースなどのサイドボードに仕込まれることが時々ある。
- 日本語版のカードは日本語ルールでのプロテクションの形式(「プロテクション(特性)」)に沿わない、「すべての色に対するプロテクション」という英語をそのまま訳したような表記がされている。
関連カード
プロテクション(すべての色)を持つ(得る/与える)カード
- 清純な天使/Pristine Angel(アンタップ状態のとき。加えてプロテクション(アーティファクト)も得られる)
- 強き者の優位/Favor of the Mighty(マナ総量が最も大きいクリーチャー)
- 刻まれた勇者/Etched Champion(金属術達成時)
- 光波の護法印/Spectra Ward(オーラ)
変わったプロテクション(色)を持つカード
- 大祖始/Progenitus - プロテクション(すべて)
- ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact - プロテクション(単色)
- ギルドパクトの敵/Enemy of the Guildpact - プロテクション(多色)
- 引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn - プロテクション(有色の呪文)
- 真の名の宿敵/True-Name Nemesis - プロテクション(選ばれたプレイヤー)
サイクル
オデッセイのレアの多色カードサイクル。いずれも友好色2色の組み合わせである。
- 玉虫色の天使/Iridescent Angel
- 影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator
- 吸血ドラゴン/Vampiric Dragon
- 大量破壊/Decimate
- 秘教の処罰者/Mystic Enforcer