タミヨウの完成化/Tamiyo's Compleation
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エンチャント — オーラ(Aura)
瞬速
エンチャント(アーティファクトやクリーチャーやプレインズウォーカー)
タミヨウの完成化が戦場に出たとき、エンチャントしているパーマネントをタップする。それが装備品(Equipment)であるなら、それをはずす。
エンチャントしているパーマネントはすべての能力を失い、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
青が得意とする擬似除去オーラの一種。アンタップ制限に加えて能力も失わせる。
誤動作/Malfunctionの大幅な上位互換。アーティファクトやクリーチャーだけでなくプレインズウォーカーも無力化でき、装備品をも置物にしてしまう。システムクリーチャーへの回答にもなり、そのうえ瞬速を持つので奇襲性も高い。
ただし神河:輝ける世界はエンチャントがテーマの1つであり、同時にその対策手段も豊富。他の擬似除去と同様これ自体を割ることで解除でき、他カードによって拘束対象を生け贄などのリソースに充てることも封じられない。一応出た時点でタップさせているので、無駄撃ちになる心配は多少薄い。母聖樹の枝/Branch of Boseijuや忌話図の幻像/Vision of the Unspeakableといった能力でP/Tを決定しているクリーチャーなら後腐れなく処理できる。
構築だと、この手の戦場に残す擬似除去はあまり採用されない。青としてはプレインズウォーカーを打ち消し以外の手段で根本から対処できるのは珍しいが(バウンスはそれ単独だと一時的な対処にしかならない)、それを加味してもやや重い。独自の需要はあるが、採用には厳しい。
ストーリー
ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxiasの声に、タミヨウ/Tamiyoは目覚めた。物語の巻物を開くと、書かれた文字は全く異なる言語へと変化し、だがタミヨウはそれを読むことができた。腕を見下ろすと、それは金属の継ぎ接ぎとなっていた。ジン=ギタクシアスには感謝の念しかなかった。彼女は「完成化」し、プレインズウォーカー/Planeswalker初のファイレクシアン/Phyrexianとなったのだ――身も、心も、魂も(イラスト)。もはや彼女にとって、守るべき家族とは新ファイレクシア/New Phyrexiaに他ならなかった[1]。
脚注
- ↑ Episode 5: Threads of War/メインストーリー第5話:次なる戦いへ(Magic Story 2022年1月27日 Akemi Dawn Bowman著)