精神連繋メカ/Mindlink Mech

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搭乗1で飛行を持つ4/3であり、伝説でないクリーチャーで搭乗した時に搭乗者のコピーとなる機体。

4/3のサイズと飛行は搭乗してもそのままであり、3マナの搭乗1としては悪くないコスト・パフォーマンス。

しかし、それだけではもちろんレアとしては力不足であり、コピー能力を活用してこそのカードと言えるだろう。サボタージュ能力能力持ちに回避能力を持たせたり、光輝王の野心家/Luminarch Aspirantなどの誘発型能力を水増しするなどの運用が考えられる。特に忍術によるコスト軽減とサボタージュ能力に優れる一方で回避能力を持たない青の忍者とは二回目以降の攻撃を担保してくれるため非常に相性が良い。宝物・トークンの量産能力や踏み倒し効果を嵩上げする点で、裕福な盗人/Prosperous Thiefおよび思慮深い達人/Covert Technicianとのシナジーは対戦相手にとって脅威となるだろう。

コピーとなることで後続に擬似的に速攻を与えるかのように働くのも見逃せない。ソーサリー・タイミングでのクリーチャー除去を躱しながら1ターン早く攻撃誘発能力やタップ能力を起動することも可能。

スタンダードではローテーション後のアゾリウス兵士で採用される。ソーサリー・タイミングの除去や環境で多用される喉首狙い/Go for the Throatに耐性があるほか、雄々しい古参兵/Valiant Veteranのコピーになりロード能力を増やすといったシナジーもある。

ルール

• 「搭乗されるたび」という誘発型能力は、搭乗能力が起動されたときではなく解決されたときに誘発する。精神連繋メカに呪禁持ちクリーチャーを搭乗させた場合でも、コピーになる能力が解決されるまでは呪禁を持たないためクリーチャー除去などの対象になる。
• 精神連繋メカのこの能力は対象を取るため、搭乗したクリーチャーが搭乗能力やコピー能力の解決前に戦場を離れてしまうとコピーにはなれない。
  • 「この機体に搭乗したクリーチャー」とは、「この機体の搭乗能力の起動コストとしてタップしたクリーチャー」を意味する。クリーチャーAで精神連繋メカに搭乗するのに対応してAに除去を打たれたとき、さらに対応して別のクリーチャーBで搭乗すると、Bの搭乗の解決により誘発した精神連繋メカの能力でAのコピーになることができる。
• コピー効果はコピー可能な値を上書きする。クリーチャーのコピーとなっているこれがコピーされた場合、そのコピーは初めからクリーチャーであり、ターンを跨いでもクリーチャーのままである。搭乗によるクリーチャー化との混同に注意。
• 伝説のクリーチャーのコピーにはなれないが、搭乗することはできる。
• クリーチャーでも機体でもないパーマネントをクリーチャー化し、この能力の対象にした場合、精神連繋メカは0/0になる^[1]。

脚注

1. ↑ Kamigawa: Neon Dynasty Release Notes/『神河：輝ける世界』リリースノート(PDF文書)(Daily MTG 2022年2月9日)

参考

• コピーカード
• カード個別評価：神河：輝ける世界 - レア