眠り呪いのフェアリー/Sleep-Cursed Faerie

提供:MTG Wiki

2023年9月19日 (火) 01:40時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Sleep-Cursed Faerie / 眠り呪いのフェアリー (青)
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ウィザード(Wizard)

飛行、護法(2)
眠り呪いのフェアリーは、麻痺(stun)カウンター3個が置かれた状態かつタップ状態で戦場に出る。(これがアンタップ状態になるなら、代わりにこれの上から麻痺カウンター1個を取り除く。)
(1)(青):眠り呪いのフェアリーをアンタップする。

3/3

眠ったまま戦場に出て、なかなか起きないフェアリーウィザード

1マナ3/3飛行護法(2)とだけ見れば破格のコスト・パフォーマンスだが、麻痺カウンターのせいで実際に攻撃できるのはあなたターンだけで数えて4ターン後になる。自身の起動型能力で麻痺カウンターを取り除くこともできるが、1個につき2マナとそれなりに重いため、無理して起こすことに固執すると除去された際のテンポ損が大きくなってしまう。

このカードの強みは、1ターン目から出せる除去耐性持ちのフェアリーという点にある。呪文どもり/Spell Stutter自我の流出/Ego Drainなど、フェアリーをコントロールしていると強化されるカードを使う上で場持ちが良い強化源になれるのである。スタンダードでポピュラーな1マナ除去である切り崩し/Cut Downも通用しない。フェアリー関連のカードにはインスタント・タイミングで動けるものも多いので、アンタップするか他のカードにマナを使うかの判断を後にとっておきやすい点でもシナジーがある。

アンタップする能力は麻痺カウンターを取り除ききった後も使えるため、少しマナはかさむが警戒持ちのようにふるまうこともできる。アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronなど起動型能力を与えるカードタップ能力を与えても有効活用できるだろう。なお、これか囁かれる希望の神/Kami of Whispered Hopes、どちらかを魂の大釜で追放してもう片方に+1/+1カウンターを置けば登場時のスタンダード範囲で可能な無限マナコンボになる。

いずれにせよ、アンタップまで時間がかかる性質と1マナという軽さから、このカードが最大限に力を発揮できるのは1ターン目に出した場合と言える。引くのが後になればなるほど弱くなるという点は留意しておきたい。

  • 能力起動した回数ごとの、アンタップ状態になるまでの所要ターンと累計消費マナは以下の通り。
    • 戦場に出たターンを1ターン目とし、以降あなたのターンのみで数えている。
起動回数 所要ターン 累計コスト
0 5ターン目 1マナ(U)
1 4ターン目 3マナ(1UU)
2 3ターン目 5マナ(2UUU)
3 2ターン目 7マナ(3UUUU)
4 出たターン 9マナ(4UUUUU)

参考

QR Code.gif