死の風/Death Wind
提供:MTG Wiki
マイナス修整のX呪文。代替コストやモードの柔軟性を失った代わりに火種が1マナ軽くなった不快な群れ/Sickening Shoal・不敬の命令/Profane Commandと言える。
基本的にはクリーチャーにしか撃てないX火力のようなもので、除去としてのマナ効率はあまり良くない。闇の掌握/Grasp of Darknessや四肢切断/Dismemberなどと比較すると一目瞭然である。マナさえかければ高タフネスのクリーチャーも倒すことができるのはそれらにはない強みだが、黒は破壊系単体除去や布告など他にも多くの除去を擁するため、この点は赤のX火力ほどメリットになりにくい。構築ではなかなか使いづらいカード。
リミテッドではほぼすべてのクリーチャーを対処できる強力な除去であり、一転して高評価となる。シングルシンボルであるため、タッチで使えることも大きい。アヴァシンの帰還ではコモンであったことも評価が上がる一因だった。
- 効果は先に登場した荒々しき力/Untamed Mightと対になっている。
- タルキール龍紀伝での再録時にはアンコモンに変更された。
- エルドレインの森では上位互換のフェアリーの剣技/Faerie Fencingが登場。
参考
- マナ・コストにXを含むカード一覧
- カード個別評価:タルキール龍紀伝 - アンコモン
- カード個別評価:アヴァシンの帰還 - コモン
- カード個別評価:ジャンプスタート2022 - アンコモン
- カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪 - コモン
- カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons - コモン