マナの座、オムナス/Omnath, Locus of Mana
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効果が自分と緑マナに限定された湧出/Upwellingを内蔵した、伝説のクリーチャー。それに加えて、自分の未使用の緑のマナ1点につき+1/+1の修整を受ける能力を持つ。
修整能力は第一の能力のおかげで実質的に緑マナ1つで+1/+1カウンターを置く以上のものとなっている。マナ能力はスタックに乗らないので、通常の起動型能力によるパンプアップのように起動に対応して焼かれるようなこともない。またパンプアップするクリーチャーへの対処方法として有効な刹那呪文に対しても、刹那はマナ能力の起動は禁止できないので、十分な緑マナを生み出す手段さえあれば対応して強化することができる。
豊富に緑マナを準備できるビッグ・マナ系のデッキならば、これ自身を中盤のアタッカーとして利用しつつ、貯めたマナで別の大型クリーチャーにつなげられるなど、相性がよい。
- 開発当初は「(緑):+1/+1カウンターを置く」と「+1/+1カウンターを取り除く:(緑)を加える」という能力であった。また今のテキストになった後も、マナ・コストは(緑)で基本のP/Tは0/0であり、P/Tを数えやすいが緑マナを残して唱えないと即死するという点から1/1に変更になった。[1]
ルール
- 失われないマナもオムナスのP/Tを増加させるのも緑マナだけである。
- マナの残量で揉めたり、ダメージ計算を間違えたりしないようにマナの管理にはメモ帳やカウンターを使い、こまめにオムナスのP/Tをチェックするなど細心の注意を払いたい。
- あなたが自分のマナ・プールに加えた緑マナに何らかの制限がかかっている場合(例えば、それが古代の聖塔/Ancient Zigguratからのものである等)、それはそのマナをいつ支払うかに関係なく適用され続ける。(ワールドウェイクよくある質問集より引用)
- もちろん、制限以外の性質も同様に残る。冠雪の森/Snow-Covered Forestから得た緑マナは氷雪マナであり続けるし、原初の水源/Primal Wellspringから得た緑マナなら呪文をコピーする効果を持ち続ける。特殊な緑マナはきちんと区別して記録するようにしたい。
関連カード
- マナの座、オムナス/Omnath, Locus of Mana
- 怒りの座、オムナス/Omnath, Locus of Rage
- 乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil
- 創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation
- 万物の座、オムナス/Omnath, Locus of All
ストーリー
詳細はオムナス/Omnathを参照。
脚注
- ↑ The Release of Omnath | March of the Machine | Magic: The Gathering | MTG Story(Gavin VerheyのYouTubeチャンネル 2023年2月25日)