発展の暴君、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Progress Tyrant
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)
あなたがアーティファクトやインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。(パーマネント呪文のコピーはトークンになる。)
対戦相手がアーティファクトやインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、その呪文を打ち消す。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。
知識の象徴であるインスタントやソーサリー、そして機械化に関連するアーティファクトを操る、長い沈黙から目覚めた青の法務官。
7マナという重量級ではあるが、戦場に出さえすれば対戦相手の呪文を打ち消して対抗策を潰し、こちらの呪文を倍にすることで加速度的にアドバンテージを稼いでいく。ふたつの能力はそれぞれ各ターン誘発するため、戦場に出たターンの終了ステップに撃たれる除去を弾き、さらに相手ターンでの最初の呪文も止められると、かなりの鉄壁ぶりを誇る。肉体を蔑視するファイレクシアン/Phyrexianらしくクリーチャーは素通しするが、おかげで要らないクリーチャー呪文を餌に本命の除去を通されるということもない。
構築では典型的なコントロールデッキのフィニッシャー枠として採用が検討される。インスタントやソーサリーの応酬が多くなる同型戦においては絶対の影響力を持つだろう。しかし登場期のコントロールで幅を利かせている船砕きの怪物/Hullbreaker Horrorや溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drownedと相対した時は致命的なまでに不利であり、強力でありながら環境に恵まれないという結果が懸念される。
リミテッドにおいては強力なレアの部類に入る。一度でも自分の呪文を倍化させられれば大きく有利になれるのは間違いないし、この環境にはアーティファクト・クリーチャーや機体が多いのでそれらへの抑止力は非常に高い。 とはいえ、同セットで使われるコモン除去の多くがエンチャントであること、5/5というサイズは決して圧倒的というわけではないことなど、過信できない部分もあることには気を付けたい。
関連カード
- 核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur
- 発展の暴君、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Progress Tyrant
- ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias
ストーリー
神河/Kamigawaにて神/Kamiを実験台とする謎の研究を行うジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias。その目的はプレインズウォーカー/Planeswalkerをファイレクシアンへと作り変えることであった。
詳細はジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxiasを参照。