錬金術師の計略/Alchemist's Gambit
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Alchemist's Gambit / 錬金術師の計略 (1)(赤)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
切除(4)(青)(青)(赤)(あなたはこの呪文を切除コストで唱えてもよい。そうしたなら、角括弧の中の記述を削除する。)
このターンに続いて追加の1ターンを行う。そのターン中、すべてのダメージは軽減できない。〔そのターンの終了ステップの開始時に、あなたはこのゲームに敗北する。〕
錬金術師の計略を追放する。
切除により、軽いが敗北ペナルティのある赤の追加ターンと重いがペナルティのない青(マナ・コスト的には青赤)の追加ターンを使い分けられるソーサリー。
勝利までがまだ遠ければ切除で盤面を整える時間を作り、あと1ターンで勝てる算段があるなら生撃ちして浮いたマナを最終ターンのための準備に費やせる柔軟性がウリ。
軽減されない効果は追加ターン中にしか機能しないため、唱えたターン中は濃霧/Fog系カードを使われる恐れがあるが、それらを2枚以上抱えている相手には刺さる。これにより生撃ちした際に耐えられて敗北するリスクを低減している。濃霧系カードが存在しない登場時点のスタンダードでも守護者の盾、ヴァルクミラ/Valkmira, Protector's Shieldなどに対し有効。
登場時のスタンダードにはアールンドの天啓/Alrund's Epiphanyという自らフィニッシャーになれる追加ターン呪文があったためイマイチ目立たなかった。アールンドの天啓の禁止後はジェスカイ・コントロールで採用される。
- 切除を使わず唱えた場合のルールは最後の賭け/Final Fortune#ルールを参照のこと。
- あちらと同様、敗北は遅延誘発型能力によるものなので打ち消すことができる。神河:輝ける世界時点のスタンダードでは過充電縫合体/Overcharged Amalgamか鏡殻のカニ/Mirrorshell Crabを使えば可能。
関連カード
サイクル
イニストラード:真紅の契りの、2色の代替コストを持つ切除呪文サイクル。マナ・コストは単色だが、切除コストは対抗色2色で、切除でルール文章の一部を取り除くことにより異なる色の役割の効果を発揮するデザインになっている。稀少度はレア。
- ランタンのきらめき/Lantern Flare(白、赤白)
- 有翼の先触れ/Winged Portent(青、緑青)
- 危難の道/Path of Peril(黒、白黒)
- 錬金術師の計略/Alchemist's Gambit(赤、青赤)
- 掘り起こし/Dig Up(緑、黒緑)