ゼロ除算/Divide by Zero

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2021年9月30日 (木) 06:53時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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Divide by Zero / ゼロ除算 (2)(青)
インスタント

マナ総量が1以上の、呪文1つかパーマネント1つを対象とする。それをオーナーの手札に戻す。
履修を行う。(あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーである講義(Lesson)カード1枚を公開しあなたの手札に加えるか、カード1枚を捨てカード1枚を引くか、どちらかを行ってもよい。)


履修付きのバウンス呪文パーマネントでもスタック上の呪文でもバウンスできるが、0マナのものは対象にできない。

土地マナ総量0なのでバウンスとしては実質的に分散/Disperseよりやや狭い。特に0マナのトークンを戻して実質的に除去する使い方ができない点が気にかかる。それでも打ち消されない呪文を打ち消さずにしのげる点は評価できる。0マナの呪文は手札に戻してもどうせすぐ唱え直されてしまうため気にしなくていいだろう。

履修によってアドバンテージを失わないのもありがたい。アルカイックの教え/Teachings of the Archaicsシナジーがあり、バウンスによって相手の手札を増やすことでドローを成功させやすくできる。

登場時点のスタンダードではアドバンテージ付きバウンスとしては強力すぎる競合相手である些細な盗み/Petty Theftに蓋をされていたが、ローテーション後に成立したイゼット・ターンで活躍している。メインの勝ち筋が重くノンクリーチャーであるこのデッキにおいて、対戦相手を減速させながら環境科学/Environmental Sciencesによる土地サーチマスコット展示会/Mascot Exhibitionによるクリーチャーの展開に繋げられるのはとても噛み合っていると言えよう。フラッシュバック呪文に対してはバウンスが実質打ち消しとなるのも追い風。

  • ゼロ除算とは、0で割る割り算のこと。数学上、このような割り算の値を定義することはできず、計算は不可能である。簡単な説明としては、例えば1÷0=aと置くと、a×0=1であるが、このようなaは存在しない、などと教えられる。Wikipedia:ja:ゼロ除算も参照。
    • コンピューターのプログラム上でこの計算が発生すると様々な不具合を起こす。フレーバーテキストはこの事を指していると思われる。denominatorは「共通の性質」の意味だけではなく「分母/割る数」という意味がある。
"Misery. Inadequacy. Failure. The common denominator is you."
「悲惨。不適切。失敗。その共通項はお前だ。」

関連カード

サイクル

ストリクスヘイヴン:魔法学院の、アンコモン履修を行うカードサイクル。各に1枚(のみ2枚)存在する。

参考

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