運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの赤と緑への信心が7未満であるかぎり、運命の神、クローティスはクリーチャーではない。
あなたの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、墓地からカード1枚を対象とし、それを追放する。それが土地カードであるなら、(赤)か(緑)を加える。そうでないなら、あなたは2点のライフを得て、運命の神、クローティスは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
テーロス還魂記で新たに登場した赤緑の神。墓地のカードを追放し、マナ加速かダメージ+ライフゲインを行う。
多色のテーロス神に多いあくまでも破壊不能エンチャントとしての性質が強いカード。墓地を利用して土地媒介にマナ加速、それ以外ならダメージ、ライフゲインというデザインは死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanを思わせるが、こちらはつぎ込むマナがいらず本体も破壊不能と、マナコスト相応に安定性には勝る。3マナという事もあり一般的に墓地は増え続けるため誘発機会に空振りという事は少なく、白の追放や青のバウンスなど少数の除去にさえ警戒すれば着地後はゆるくアドバンテージを稼ぎ続ける墓地対策として優秀。
死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman同様にフェッチランドが優秀なモダン以下の環境で一気に活用性を増すカード(そちらはあまりにも活用されすぎて禁止指定されたが)。&br()マナ加速用として計算しやすくなるためマナスクリューの潤滑油となり、墓地対策でありながらライフを詰める事も可能なので下手に剛力な3マナクリーチャーを出すよりもライフレースを安定して推し進める事ができる。登場以後、モダンのグルール系デッキには伝説性を考慮しての最大限である3枚体制も少なく無い。血染めの月/Blood Moonや楽園の拡散/Utopia Sprawlとの相性がよく、時には顕現して打点を稼ぐ事もある。
スタンダードやパイオニアでも寓話の小道/Fabled Passageなどある程度は自然に墓地を肥やす事は可能であり、サイドボード要員を中心として活躍している。
ルール
- サイクル共通のルールについては、神 (テーロス・ブロック)#ルールを参照。
関連カード
サイクル
テーロス還魂記の神サイクル。伝説のクリーチャー・エンチャントで、各色に1枚ずつと多色に2枚存在する。破壊不能を持ち、対応する色への信心が一定数(単色は5、多色は7)未満になるとクリーチャーではなくなる。稀少度は神話レア。
- 太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned(白)
- 深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling(青)
- 荒涼とした心のエレボス/Erebos, Bleak-Hearted(黒)
- 青銅血のパーフォロス/Purphoros, Bronze-Blooded(赤)
- 鋭い目、ナイレア/Nylea, Keen-Eyed(緑)
- 運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny(赤緑)
- 埋葬布を纏う者、エイスリオス/Athreos, Shroud-Veiled(白黒)
ストーリー
クローティス/Klothysはテーロス/Therosの神の一柱。運命の神であり、死の国/The Underworldに封印されているタイタンたちを見張る看守でもある。
詳細はクローティス/Klothysを参照。